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#55 / November, 1998
 
 never say never again November 27th ,1998 - 2:14 top


「この映画が観たい!」と思って、生まれて初めて一人で観に行った映画を、映画館を、そしてあの興奮を、今も忘れることができない。

主人公は、スケートボードが得意でギターをこよなく愛するハイスクールの学生。美人のガールフレンドと週末にドライブに行く予定だった。しかし、学校に遅刻してから、運はどんどん彼から離れていった。ギターコンクールのオーディションに遅れ、しかも「音が大きい」という理由により落選。車は父の友人に壊され、ガールフレンドと一泊することを、母親はブツブツと文句を言う。人生最悪の日だ。

彼には一人の特別な友達がいた。親子どころか祖父と孫ほど年は離れているが、一番気心しれたその友達の職業はマッド・サイエンティスト! 人生最悪の日に、なんと、その友人はデロリアンを改造してタイム・マシンを作ってしまったのであった...。

ご存じ「バック・トゥー・ザ・フューチャー」の最初の1コマ。当時、小学生だか中学生の頃だったと思うが、とにかくスケートボードを巧みに乗りこなし、ギターを弾く主人公に憧れて、1月分の小遣いをはたき、一人で観に行った最初の映画だ。そして、この映画が、オレの人生を決定づけたと言っても過言ではない。「映画とは、こんなに楽しくて、こんなにワクワクするモノなのか!」 オレにとって、今も、あの興奮を越える映画は存在しない。



その主人公役で、当時オレにとって神に等しかったと言ってもいい人気俳優、マイケル・J・フォックスが病魔に冒されているという。病名はパーキンソン病。非常に重い病気だ。病気が発覚したのが 1991年の「ドク・ハリウッド」の撮影中。左手の小指が震えだしたことから病院で診断したところ、病気が判明したという。 今年の3月に脳の外科手術をしたが症状は改善されず、左半身の硬直やけいれんに悩まされているという(1998年11月26日付の読売新聞夕刊より)。

自分が病気であることや、けがによって体が不自由になったことを公言する俳優が何人かいる。アルツハイマー病を告白した元俳優のロナルド・レーガン元米大統領や、落馬が原因で首から下が麻痺状態となってしまった俳優、クリストファー・リーブ(「スーパーマン」のクラーク・ケント役で有名)など。彼らが病気を告白する理由は共通している。「自分が病気を告白することで、同じ病気と闘っている人たちを励ましたい」。マイケルも同じ理由により、病気を告白したという。



病気を克服し、再びスクリーンの上で出会えることを、心より、深く心より願わずにはいられない。


[参考]

Cinema Clip - 産経新聞
M・J・フォックスさん難病告白 - 11/26 TOPICS
http://www.sankei.co.jp/ mov/ db/ 98d/ 1126backup.html

IMDb - The Internet Movie Database
Michael J. Fox
http://us.imdb.com/ Name? Fox, +Michael +J.
Back to the Future
http://us.imdb.com/ Title? Back +to +the +Future +(1985)

M.J.F. - Michael J. Fox Unofficial Home Page
http://www.ask.ne.jp/ ~seine/ m_j_fox/ index.html

yuhkane's world
患者さんのための神経内科問答 / パーキンソン病
http://www.bekkoame.ne.jp/ ~yuhkane/ Parkinson.html


Cinema Clipを見て、ぶったまげた。アラン・J・パクラ監督が事故死したという。「ペリカン文書」とか好きだったのに。。。(T_T)
 
 
 if a dog turn to the west, then a tail turn to the east
November 24th ,1998 - 4:04 top


悪い言葉を使って相手を誉める「良い意味でxx」という言葉がある。例えば、「良い意味で利己的」だと、何となくワガママだけど、リーダーシップは持っている、みたいな感じになるのだろうか。

しかし、たとえ「良い」でも「むらたくんとは良い友達のままでいたいの」と女の子に言われちゃうのは、シチュエーションとしては最悪なので、気を付けたいトコロだ。それはさておき、そういう言い方なら、さしずめ、この映画は「良い意味で最悪の映画である。それが、ロバート・デ・ニーロ、ダスティン・ホフマンの二大俳優の共演で話題となったワグ・ザ・ドッグ - ウワサの真相だ。

この映画公開時、ちょうど、アメリカのクリントン大統領がモニカ・ルインスキーとの不倫疑惑やら知事時代のセクハラ疑惑だとかで騒がれていた渦中に、さらにタイミング良く(^^;イラクへちょっかいを出しちゃったため、記者会見の時にインタビュアーから「大統領、『ワグ・ザ・ドッグ』という映画はご覧になりましたか?」とツっこまれたという、曰く付きの映画である。

"wag the dog"とは、犬が尻尾を振っているのではなく、尻尾が犬を振り回している様を表し、転じて「情報操作(情報が事実を振り回す)」を意味する。この映画は、政府(それとハリウッド!)による情報操作という政治的な内容(^^;に加え、犬(大統領)が尻尾(腕の立つ?連中)に振り回されているような状況も味わえる、何とも言えないヘンな映画である。

ストーリーは大統領がホワイトハウスを見学に来ていた少女にいたずらをしてしまうという、何ともタイムリーな話から始まり、大統領の任を得ている腕利きのスピン・ドクター−情報もみ消し屋(デ・ニーロ)が、ハリウッドの大物プロデューサー(ホフマン)に「あるお願い」をすることから、話が二転三転と、トンでもない方向に進み出す。

映画情報誌「プレミア」のレビュー(98年7月号)に妙な関心を受けて、ホントは劇場で観たかったのだが、結局行けずじまいであった。で、つい先日、やっとビデオが出た。「タイタニック」ブームのわきに追いやられ、ひっそりとしていたのが幸いだったのか、日本語吹替版が1本だけ残っていたので、早速借りてみた。これはビデオで観るのが正解かも知れない。とにかく何度巻き戻したことか。

やっぱ、己の欲望に忠実な肉食人種は考えることが違うなぁ、というのが、この映画全編に通ずる全ての印象(^^;。ブラックというか、そんなのアリか?というか、開いた口が塞がらないというか、とにかく話の進め方が強引で、欺瞞に満ち満ちていて、話は本当に最悪である。しかし、この最悪というのは最初に言ったとおり、「良い意味で最悪」なのだ。自分に他に適切に表現するボキャブラリを持っていれば良かったのだが、これ以外の言葉が見つからない。この徹底した真面目な中の不真面目さ(逆か?)は、ホントに頭がクラクラして、一種のハイな状態にトリップさせてくれる。

政治系の話が好きな人や、特に映画好きでハリウッドの内幕を知りたい人は必見! 絶対に観るべし!! 逆にそれ以外の人には厳しいかも...?


[Wag the Dog - reviews]

IMDb - The Internet Movie Database
http://uk.imdb.com/ Title? Wag +the +Dog +(1997)

Film.com
Spin Art by Sean Means
Satiric Tail by Lucy Mohl
A War of Their Own by John Hartl
Spin Doctor's Orders by Catherine Hogan


# もちろん、タイタニックは当日にゲットです(^^)v
 
 
 a land tax November 20th ,1998 - 18:39 top


以前から、M$が独占を続ければ、何らかの形で徴収されるに違いないという話がそこかしこで囁かれていたが、反トラスト法訴訟で提出された彼らのメモにより、これが現実に動き出そうとしているかも知れないということが明らかになった。


Micro$oftは、独占を盾にした「年貢」の収め方を考えているのだ。


この「Windows年間使用料」というプランは、これまで最初に Windowsをライセンス購入すれば、通常はこれ以上の料金は取られないという体系を改め、Windowsを使用するには、毎年いくらかのライセンス使用料を払わなければならないというものだ。

以前からも識者からたびたび、こういった可能性があることは否定できないというコメントがあったが、実際、M$の内部でもそれを検討していたことが、これにより裏付けられた格好だ。

こういったプランに適用される製品とは、それが余程の機能を持った、ライセンス契約でお金を払っても良いという素晴らしい製品か、または他に選択肢がないために払わざるを得ない製品という2つに分別できる。Windowsはそのどちらなのであろうか?


[参考]

C|NET Briefs
マイクロソフト、「Windows年間使用料」を検討
http://cnet.sphere.ne.jp/ News/ 1998/ Item/ 981120-1.html ?mn
 
 
 grade down November 18th ,1998 - 12:54 top


既に持っているのにも関わらず、間違って同じ本や雑誌をもう一度買ってしまうという、資本主義社会に巣くう者にとっては、あるまじき愚挙を犯したことはあるまいか?

昨日、私はこの愚挙を犯してしまった。
しかも、ゲームで(^^;;;。

今、全く同じ内容のゲームが手元に2本ある。非常にマヌケだ。まぁ、それぞれ 95日本語版、mac英語版という違いはあるのだが、モニタを切り替えてもほとんど同じ画面が並ぶのは、何とも如何ともしがたい光景ではある

間違えたのにはワケがあって、そのゲームってのがシリーズ化されているゲームなのだ。それで、パッケージが以前のモノと違っていたため、新シリーズが出たのかと勘違いしたのだ[言い訳モード突入中]


自分がグレードダウンしたなぁ、と思う瞬間である。
M$に頼んで、バージョンアップしてもらうかぁ〜?(爆死)と、考えちゃう今日この頃だったり、みたいな。。。


# かなり面白いゲームなので、次にレビューしよっかなと、またまたいつもの無責任な予告だけをしておく(^_^;。
 
 
 attention November 15th ,1998 - 4:08 top


このアーティクルは [features] #5 に移動しました。
 
 
 is that tru? November 14th ,1998 - 22:54 top


このアーティクルは [features] #5 に移動しました。
 
 
 requiescat in pace... November 12nd ,1998 - 22:32 top


また、偉大なる映画人がこの世を去った。映画評論家、淀川長治さんが 11日、心不全でお亡くなりになった。89歳だった。黒澤明氏が亡くなったときに、「黒さん、ありがとう。私もすぐに追っかけるよ」と悲しそうに語ったことが現実となってしまった。

降板や体調不良などで、テレビでお馴染みの映画解説者が一人、また一人とブラウン管から消えていくなか、淀川さんだけは最後の最後まで、我々を映画に導き続けた素晴らしい道先案内人だった(10日も、いつも通り日曜洋画劇場の解説の収録を行ったという)。

常に真摯な態度で映画を批評し、そして常に映画を愛して止まなかった。

あの眉毛と、最後の言葉「さよなら、さよなら...、さよなら」というのが、もう聞けないと思うと、同じ映画を愛する者として、凄く寂しい。

彼のいつもの最後の言葉を、彼に対する袂の言葉としては使わない。何故なら、彼は常に映画を愛する者の中に存在し、自分たちと供に笑い、泣き、感動し、そして我々と共に、この満ち足りた時を与えてくれた監督や俳優、制作者、そして全ての映画関係者に喝采を送り続けてくれるから...。

ここに謹んでご冥福をお祈りする。


[参考]

淀川長治さん死去 / Yahoo Japan
http://news.yahoo.co.jp/ Full_Coverage/ Nagaharu_Yodogawa/
 
 
 mistake? November 8th ,1998 - 5:10 top


以前、ここで紹介したハチャメチャなフランス映画ドーベルマンが、つい最近ビデオ化された。ウチの近くのビデオ・レンタルのチェーン店、TUTAYAにも入荷してたのだが、「大量入荷予定」という前宣伝の言葉に違わず、ホントに大量に陳列されていた。その数なんと400本(^^;。オイオイ、それって発注ミスで40本が400本になったんじゃねーのか?(^^; 決して、万人向きの内容ではナイんだけどな〜、個人的にはウレシイけど。観るべし観るべし〜。

# おぉ、スターシップ・トゥルーパーズもビデオ化されてる! また観よう〜(^^;
 
 
 an unguarded moment November 7th ,1998 - 3:12 top


小学生低学年の頃はいわゆる「怖いモノ」は全くダメでした。ちょっとでも怖いモノを見てしまった夜などは、一人でトイレにも行けず、朝になって布団に地図を書いていたりしました(^_^;。もう、天井にシミでもあろうものなら、それが人の顔に見えちゃって、布団の中で丸まってガタガタと震えてました。

ところが、小学生は中学年頃になって、何の因果か手塚治虫の最高傑作「ブラック・ジャック」(リアルな手術シーンがある医療な漫画。人間の生を描いた素晴らしい作品)を目を背けながら怖々と、しかしちょっとずつ読むようになってから、そういったモノに対する抵抗がドンドンとなくなってしまい、中学生の頃になると、完璧にそっち系はオッケーでした(^^;。おまけに祖父母の家(現実家)の近くには墓場があり、そっちの方も慣れっこになってしまい、犬の散歩で夜中に墓場横断ということも平気でこなしていました。

だからなのか、はたまた全然別の理由なのかは分かりませんが(^^;、はっきり言って、怖い映画、気持ち悪い映画、心霊映画、スプラッター映画、狂気映画など、その手の映画に対する自分の免疫力は、たぶん普通の人と比べたら並大抵でないくらい高い数値を誇っています。「エクソシスト」は少なくとも10回以上は観てるし、「オーメン」を観るときは丑三つ時から観始めるのはデフォルトです(「オーメン2:ダミアン」の衝撃的なエレベータのシーンを何回巻き戻して観たことか...)。脳髄ドロドロな「マイドク」を中学生で胆嚢...じゃなくて堪能し、本当にマッドなトロマの最高傑作「悪魔の毒々モンスター」は高校1年でマスターしました。「死霊のはらわた2」を腹の底から味わい、「フロム・ビヨンド」であっちの世界との交信を果たしました。「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」で人は死んでも蘇れるのだということを知り、「キャリー」でイヤなヤツを火あぶりにする方法を学びました。スプラッター映画を観ながらでないと、おいしくカレーを食べられません。


だから、ごめんなさい。
はっきり言って油断してました、思いっきり。


鈴木光司原作の劇場公開映画リングをビデオで観ました。この原作は一度、テレビドラマとしても放映されたことがあり、実際、私も再放送で観た記憶があります。だから、この劇場版「リング」を観るときは、心の底から完璧に隙だらけでした。
ストーリーは1本のビデオから始まります。そのビデオを見た人は、1週間後に死んでしまうという、それは恐ろしいビデオなのです。
もちろん話はこんなに単純ではないのですが(^^;、まぁ、そんな感じの話です(これ以上言ったらタネ明かしだしね)。途中まで観た段階で昔観たテレビドラマもおぼろげながら思い出してきて、隙間はますます拡大されていきました。

ちゅど〜ん! やられた...。 はっきり言って、久しぶりに「怖い」という感情が呼び覚まされました。こういう気分を味わうのは、ホントにどれくらいぶりだろう? シーンの重ね方と音楽の使い方が絶妙で、かなり心理的に圧迫されます。途中、ちょっとダレましたが、最後でそれも吹き飛びました。もう、あのシーンを思い出すだけでも肌寒く(実際に寒いけど)、小さな物音でも振り返ってしまう自分がイヤすぎ。

怖いモノが観たい人は心してドーゾ。


さ、次は「らせん」じゃ!(^_^)/
 
 
 a great master
November 5th ,1998 - 22:15 (updated Nov.6th) top


巨匠と言われるには、訳がある。

先日、初めてヒッチコックの有名な映画「サイコ」を最初から最後まで通して観ました(^_^;。あー、なんか映画好きを語る資格なしですね、まったく。

唐突に観たくなったのは訳がありまして、映画情報誌「プレミア」(98年12月号)で「サイコ」の特集をやっていたこと、マイケル・ダグラス、グゥィネス・パルトロウ主演でヒッチコックの「ダイアルMを廻せ!」のリメイク版である「ダイアルM」が上映されていること、もうじき「グッド・ウィル・ハンティング」の監督だったガス・バン・サントのリメイク版「サイコ」が上映されること、来年がヒッチコック生誕100周年ということ、などなど。

それに、今の世はサイコ・スリラーが一つのムーブメント。トマス・ハリス原作の映画「羊たちの沈黙」(ジュディーとホプキンスの最高の演技と原作を殺さない素晴らしい脚本により大傑作)から、シガニー・ウィーバー主演の「コピーキャット」(面白いのは最初だけ。駄作だった...)、ブラッド・ピットを一躍スターダムにのし上げた「セブン」(羊沈と並ぶ傑作)、「コレクター」(まだ観てない。「セブン」にも登場したモーガン・フリーマンがここでも登場、でも役柄は違うらしい)、ディカプリオが出る出ないで揉めた「アメリカン・サイコ」(結局出ないらしい)、またまたモーガン・フリーマンの "Along came a Spider"などなど、それこそ数え上げればきりがないです。

そんな訳で、好きな映画ジャンルの原点を振り返るためには、やはりこの「サイコ」という映画だけは絶対に見落とせないのです。

この映画は 1959年に撮影され、60年に公開されたのですが、はっきり言って驚きました、いろんな意味で。まず、60年も頭に既にこのような類の映画が存在していたということに。現代の数多い「異常」な映画に負けず劣らず、この映画もなかなか異常です。この時代にこの映画を観た人はかなりの衝撃を受けたに違いありません。

そして、この頃から、きっとアメリカという国が病み始めていたということに。この映画は当時、批評家の受けは悪かったものの、興業的には大成功を収めました。元々、この映画の原作は、死体性愛者だったエド・ゲインという実在の人物が起こした連続殺人事件に着想を得て書かれた小説です。つまり、こんなに早い時代から、そんな異常な殺人鬼がメディア上にいて、そしてそういった題材を扱った小説や映画が市民権を得てしまっていたのです。如何にこの映画が、この国の未来を暗示していたのかが伺い知れます。

ラストの非常に説明的な話をする刑事(精神科医?)の登場が時代を感じさせてくれますが、個人的には非常に新鮮でした。


[参考]

IMDb - The Internet Movie Database
US - http://us.imdb.com/
UK - http://uk.imdb.com/
USより、UKの方が軽いみたい

Alfred Hitchcock
http://uk.imdb.com/ Name? Hitchcock, +Alfred

PSYCHO
http://uk.imdb.com/ Title? Psycho +(1960)


タイトル 惨劇の舞台となる「ベイツ・モーテル」 訳あって逃走中のマリオン(ジャネット・リー) モーテルの経営者、ノーマン・ベイツ(アンソニー・パーキンス)
この後、マリオンの身の上に恐ろしいことが起きるとは... 精神的に問題を抱えた病気の母親と二人で暮らしていると言うベイツ はく製を作るのが趣味という孤独な人物 忍び寄る陰
世界一有名な「惨劇」の幕開け 絶叫するマリオン コートを羽織った謎の人物がマリオンを襲う この血、実はチョコレート・シロップで、ナイフを持った手のクローズアップはヒッチコック監督の手(^_^;
このシャワーシーンの撮影は、実に1週間も掛かっている ベイツの屋敷 ここから母親がベイツを罵る声が聞こえる 新たなる惨劇 果たしてノーマン・ベイツの母親とは、一体どんな人物なのか?
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PSYCHO (1960)
Directed by
Alfred Hitchcock


筋少の歌詞によく出てきて、またファン・クラブの名称でもある「ノーマン・ベイツ」って、彼のことだったのね。いまごろ知ったよ(^_^;。


(1998年11月6日追加)

ニュー「ノーマン・ベイツ」 リメイク版「サイコ」(1998)は、何げに渋めのキャスト、スタッフの存在が面白い。「ジャッキー・ブラウン」で、サミュエル・L・ジャクソンやデ・ニーロといった他の「メジャー」な俳優を押しのけ、最もクールでかっちょ良い演技で一際輝いていたロバート・フォスターが精神科医のリッチモンド役に扮する(Film.comではミルトン探偵役またはリッチモンド博士とあるが、IMDbではリッチモンド役だとある。どっちじゃろ?)。

撮影はウォン・カーウァイの映画ではお馴染みのクリストファー・ドイル。更に音楽はティム・バートン映画には欠かせないダニー・エルフマン。これはかなり期待させられる。アメリカでの公開が12月4日。さて、日本で公開されるのはいつ頃なんじゃろ?(^_^; ベイツ・モーテル


[参考]

Film.com
http://www.film.com/

PSYCHO (1998)
http://www.film.com/ reviews/ rev_coming/ previews/ 1998/ 10759/

The Players - PSYCHO (1998)
http://www.film.com/ reviews/ rev_coming/ previews/ 1998/ 10759/ cast.html


Film.comは RealNetworksが、IMDbは Amazon.comが、それぞれ運営している映画関連の情報を扱った巨大な無料映画データベースです。どっちも映画好きには堪えられない素晴らしいサイトです(^^)。
 
 
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