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#71 / October, 2000
コナミ・ボイコットページ
 
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このアーティクルへの直リンクOctober 16th, 2000 - 2:25↓


久しぶりにレンタルでビデオを借りてみました。


ザ・ハッカー "Takedown":

有名なクラッカー、ケビン・ミトニックの逮捕に協力したセキュリティ・コンサルタント(?)であるツトム・シモムラのノン・フィクション小説、"Takedown" の映画化。

少し前に、ビル・ゲイツとスティーブ・ジョブスを軸にPC業界を描いたテレビ映画「バトル・オブ・シリコンバレー(原題 "Pirates of Silicon Valley")」を観ましたが、内容自体は面白かったのですが、映画としての出来がそれほど良くなかったため、この映画も実はそれほど期待せずに借りてみました。

ところがどっこい。

これがかなり良いサスペンスタッチの映画に仕上がっていて、内容もなかなか見所があって面白かったです。これまでコンピュータ犯罪を描いた映画は、お世辞にも出来が良いと言えるような映画は少なかったですが、これはかなりお奨め出来る映画です。少なくともサンドラ・ブロックというスターを配した「ザ・インターネット」よりは 10倍位は楽しめます(^^;。

[] ★★★☆ / [IMDb] 6.7


イグジステンズ "eXistenZ":

脊髄に埋め込まれたデバイス、ゲームポッドにゲームを接続すると、そこは現実感溢れるバーチャル・リアリティの世界。世界的なカリスマ・ゲームデザイナーが5年の歳月を費やして開発したゲーム「イグジステンズ(eXistenZ)」を巡って、その中と外で「ゲーム」が展開する。

内臓感覚映画の第一人者(^^;、デビッド・クローネンバーグ監督・脚本の話題作。長いこと「内臓」から離れていたクローネンバーグ監督ですが、それまでの鬱憤を晴らすかのような内臓ぶりは観ていて気持ち良いです。特に「ゲーム」と呼ばれるマシンは特筆物で、流石我らがクローネンバーグ様!という仕上がりに身も心もウットリです。

内容的には典型的な虚構(夢)と現実の区別が付かなくなりそうな人々を描いた映画(ホントにどっかで観たようなストーリー)ですが、そこはクローネンバーグ。内臓映画なので全てチャラです(^^;。観る人を選びますが、クローネンバーグという名前を聞いて己の臓物がピクピクと蠢くのを感じる人は死んでも観るべき映画です。

昔からのファンは「我らがクローネンバーグ様、ここに復活せり!」と叫びそうになる素晴らしい出来です(^_^;。

# それにしても、この映画のウィレム・デフォーの使い方は一体何なんだろう(^^;。

[] ★★★★(クローネンバーグ監督ファン以外は★☆) / [IMDb] 7.0

mindwareTonight Is What It Means To Be Young
(soundtrack of "Streets of Fire")

 it's a fiction, but...? ↑
このアーティクルへの直リンクOctober 14th, 2000 - 4:20↓


南北朝鮮が紛争状態に突入:第2次朝鮮戦争に発展か?

【ソウル14日ロイター】14日未明、突如として38度線の強行突破を試みた北朝鮮軍と国境警備に当たっていた韓国軍が衝突、銃撃戦にまで発展した。既に双方に死傷者が多数出ている模様。武力衝突は現在も続いており全く予断が許せない状況だ。この結果、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)と韓国(大韓民国)が戦争状態に突入する可能性が高まり、1951年から半世紀に渡って続いていた休戦協定が破られることになるのは時間の問題と思われる。

事の発端は韓国・金大中大統領がノーベル平和賞を受賞するらしいというニュースが全世界を巡ったことに始まる。このニュースと前後して、突如として北朝鮮側が一方的な理由により南北新聞交換が中断される事態が発生した。この新聞交換は今年の8月に金大中大統領が平壌を訪問した際、金正日総書記の計らいで始まった南北の交友関係の一環である。
この新聞交換の一方的な中断通告の時期は、北朝鮮軍が一カ所に終結しているらしいという米CIAの報告が一部の報道機関にリークされていた時期とほぼ重なり、どうも北朝鮮はその頃から紛争の準備をしていた可能性が高いと考えられる。

労働党に近い筋によると「なぜ私が貰えないのだ?」と金正日総書記がかなり激怒していた姿が多くの側近に目撃されたらしい。更に金総書記に近い情報筋は、金総書記は1994年に中東情勢の安定化に貢献したPLO・パレスチナ解放機構のアラファト議長とイスラエル・ラビン首相、ペレス外相の三者が同時にノーベル平和賞を受賞した過去の事例を半ば期待していた節があったと語った。父・金日成の威光を借りて君臨してきた氏が、このノーベル平和賞受賞を期に父を越えたということを国民にアピールし、金日成死後に永久欠番とされた「国家主席」の座に着くという計画が水面下で進行していたという噂もあったらしい。

「平和賞」が「戦争」を引き起こしたとすれば、それは皮肉としか言いようがない。


# 分かってはいると思いますが、これは冗談です(^^;。でも、かなり現実味のあるシナリオなような気がして、実は怖い。。。

mindware倉木麻衣 / delicious way

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