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last updated: July 8th, 2001 - closed
 
  未来への希求 - 活動終了のお知らせ
July 8th, 2001 - 22:00

更新停止状態が続いてきた本サイト「ボイコット・コナミ」ですが、皆様への問いかけを最後に運動としての本サイトの活動を終了する考えに至ったことをご報告いたします。

本サイトはコナミ株式会社(以下コナミ)の様々な企業活動が「ゲーム市場の健全性」を阻害するのではないか?という疑問を元に活動を開始いたしました。これまでのコナミの数々の企業活動は確かにコナミという1企業だけから見れば非常に合理的な行動です。しかし、ゲーム市場全体から見れば、これは非常にエゴイズムに満ちた行動でもあります(→ 運動と目的/オピニオン参照)。

ゲーム市場の健全性。それは取りも直さず自由な発想から生まれるゲームそのものと言えるでしょう。ゲームはゲームそのものの面白さ、楽しさにより競争されるべきであり、決して法によってがんじがらめになって競争されるものであってはなりません。1ゲーマーの立場から言わせてもらえば、これまでのコナミの企業活動は「ゲームそのものに対する挑戦」であり、決して許さるざるを得ない行為です。

ゲームは娯楽です。と、同時にゲーマーに取ってはゲームは命の糧でもあります。私は様々なゲーム −もちろんそれはコナミのゲームも含めて− から、様々な感動を与えてもらいました。楽しい時を過ごさせてもらいました。数々の驚きを受けました。だからこそ、そのゲームを破壊するコナミの数々の行為を許せなかったのです。そして、それが最も好きなゲーム製作会社の1社によって行われていることに驚きと悲しみを覚えました。

皆様による口コミ、数多くのリンク、マスコミによる紹介、P573をはじめとする他の運動・行動により、当サイトはこの手の抗議系サイトとしては非常に沢山のゲームが好きな方々、ゲームを愛する方々、ゲームに関心のある方々の目に触れることになりました。

以前、「本運動を支持下さっているみなさまへ」と題して、私は「本運動の目的は達せられたのでは?」と問いかけました。実際、本サイトが取り上げていた問題のいくつかは解決に向かい、あるいは良い方向に向かっています。また逆に、悪い方向に向かってしまった問題もあります。一つ言えることは、現在のコナミの問題は、ボイコットという運動の大義名分としては、いささか不釣り合いになってしまったのではないか?ということです。

私は別にコナミが憎くて本運動を起こしたわけでも、コナミが潰れて欲しくてボイコット活動を推進してきたわけでもありません。コナミという会社が、ひいてはゲーム業界がゲーマーに取って良い方向に向かって欲しい、ゲームの未来が明るいものであって欲しい、そう願ったからこそ本サイトを立ち上げた−いえ、立ち上げざるを得なかったのです。ボイコットという活動は市場経済にとっては過激な行動として受け止められており、またネガティブな面を多分に含んでいます。しかし、その目的の根底で、常に明るい未来のためのポジティブな方向性を模索してきたつもりです。その目的は必ずしも達成されたわけではありませんが、ゲームが好きな人々の認識の中に一つの未来の形を提示出来たのではないかと考えています。


少し前、コナミは韓国のゲームメーカーとの特許権侵害の訴訟で勝訴しました。これは本サイトが主張してきた「自由な発想による数多くの新しいゲームの登場」を阻害する内容です。今後も −そしてこれは決してコナミに限らず− このような問題は数多く発生するでしょう。

本サイトは一つの形として皆様に行動の指針を提示してきたつもりです。この根底にある考え方は今後も変わることはないでしょう。本サイトはこれで活動を終了することになりますが、もはや皆様は決して無力な1消費者では無いのです。行動を以て企業にノーと言える、力を持った1ゲーマーなのです。貴方の判断が、そして貴方の行動だけが、この業界を健全な方向に導くことが出来るのです。


最後に皆様にお詫びとお礼を申し上げます。本サイトの維持に当たって、数多くの方々からのメールや掲示板による貴重な情報、ご協力、ご支援、ご意見、ご批判を頂きました。その全てに対してきちんとしたご返答が返せなかった事を深くお詫び申し上げます。そして皆様の協力があったからこそ、ここまでやってこれた事を心から感謝致します。


なお、サイトの今後については下記アーティクルをご覧下さい。

special thanx: BAC様、俺様


  本サイトの今後
July 8th, 2001 - 22:00

活動終了後のサイトの処遇です。

ボイコットコナミ(本サイト) → 更新終了
ただしサイトの削除、移動等は致しません。内容は全て温存されます

コナミの問題を考える掲示板 -Improve KONAMI!- → 後日書込停止
しばらく様子を見た後、期間を提示した後で read onlyにする予定です − 突然停止することはありません。必ず前もって宣言致します。


  更新情報
July 8th, 2001 - 22:00

「こんなにあったコナミの商標」の國府田マリ子さんの所属に関する情報を更新しました。現在はコナミではなく、KING RECORDに所属しているとのことです。

special thanx: 千博様


  掲示板の過去ログ
April 30th, 2001 - 17:50 (updated 5/17)

大変に遅れましたが旧掲示板の過去ログをアップロードしました。

5/17更新 BAC様@P573がログを使いやすい形に加工してくださいました。また、zip形式に加え、lzh形式の圧縮ファイルもアップロードしました。オンライン版は後日置き換えを行います。


コナミの問題を考える掲示板 -Improve KONAMI!- 過去ログ
http://www.asahi-net.or.jp/ ‾yy2k-mrt/ boycott_konami/ bbslog/ 01/ index.html

コナミの問題を考える掲示板 -Improve KONAMI!- 過去ログ
圧縮一括ダウンロード版 (zip/701KB)
http://www.asahi-net.or.jp/ ‾yy2k-mrt/ boycott_konami/ bbslog/ bbslog.zip
コナミの問題を考える掲示板 -Improve KONAMI!- 過去ログ
圧縮一括ダウンロード版 (lzh/718KB)
http://www.asahi-net.or.jp/ ‾yy2k-mrt/ boycott_konami/ bbslog/ bbslog.lzh


  掲示板移行のお知らせ
February 19th, 2001 - 0:52 (updated 3/1)

これまで運用を行っていた掲示板サービス、KY.PROJECT様 が3月31日を以てサービスを停止致します。これに伴い、「コナミの問題を考える掲示板」を下記に移行致します。大変にお手数ですが、直リンク・ブックマークをされている方は移行をお願いいたします

3/1更新 掲示板の URLが微妙に間違っていました。大変にお手数ですが、再リンク・ブックマークをお願いいたします。申し訳ありませんでした。


新設「コナミの問題を考える掲示板 -Improve KONAMI!-」
http://freebbs.around.ne.jp/ article/ i/ imprvknm/ index.html


KY.PROJECT様、これまでありがとうございました。


  我々の自由はどこまで制限され続けるのか?
February 17th, 2001 - 22:29

まず最初に、今回のアーティクルはコナミの話題とは直接的には関係無いことを表明しておく。ただし、コナミが起こした裁判の判決が大きく影響を与えているため、本サイトでも取り上げることにする。


社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は、「無断でデータを改造するという行為」は「著作権侵害」であり、「同一性保持権の侵害となる」という立場を表明した。また、「ゲームの改造ツール販売元に差し止めを求める」と言う。


ACCS、2001年度の著作権侵害対策事業について説明 − ゲーム無断改造ツールの使用は違法 / 2001.2.16 / ASCII24
http://www.ascii24.com/ 24/ news/ topi/ article/ 2001/ 02/ 16/ 623234-000.html


何故、ACCSはこのような表明をしたのか? それは先頃に判決が下されたコナミの「ときメモ裁判」がその引き金となっている。


ときめきメモリアルのストーリー改変認めず 最高裁 / 2001.2.13 / Mainichi INTERACTIVE
http://www.mainichi.co.jp/ digital/ netfile/ archive/ 200102/ 13-6.html


この「ときメモ裁判」とは、コナミが「ときめきメモリアル」の改造データが含まれたメモリーカードの販売は、著作権上の同一性保持権の侵害に当たるとして、このメモリカードを販売したスペックコンピューターを訴えていた裁判である。最高裁はコナミ側の言い分を完全に支持し、コナミ勝訴の判決を下した。

この判決のミソは、著作権は著作権でも「同一性保持権」がキーワードになっている点である。これは、著作者が描いたオリジナルの作品が、著作者に無断で改変されることにより、そのオリジナルの印象が(悪い方向に)変わってしまうことを防ぐ著作権上の権利である。判決では「ゲームソフトで設定された数値によって表現される主人公の人物像が改変されるとともに、ストーリーが本来予定された範囲を超えて展開され、ストーリーの改変をもたらすことになる」としている。

この裁判の判決を論拠とし、ACCSは次のように表明した。


「この判決によって、一部の雑誌広告に見られるような改造データ入りのメモリーカードを販売したり、無償で提供するなどの行為は著作権を侵害し、違法であることが明確になりました。また、改造メモリーカードをインターネットのオークションサイトを利用して販売したり、改造データそのものをインターネットを利用して送信することも違法ということになります。さらに、改造データの作成方法を提供する行為も違法とされる可能性が高いと思われます。」(下記 webページより引用)

「ときめきメモリアル」事件最高裁判決について / トピックス 2001.2.13 / 社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会
http://www.accsjp.or.jp/ tokimemo.html


仮に彼らの言い分を全面的に受け入れた場合、あらゆるバイナリエディタ、ROM吸出し装置も違法である。また、この理屈を極論すれば、例えばゲーム画面を録画・編集し、自らが望むストーリーを作成出来るビデオデッキの販売ですら、「同一性保持権の侵害」になる可能性がある。


ユーザの自由は限りなく狭まっている。ユーザはメーカーの指示した方法に沿い、メーカーの指示した感受性を持って、メーカーの指示した感想を抱かねばならない。こんな馬鹿げた時代はもうそこまで来ているのだ。我々はメーカーに支配された、飼い慣らされる家畜に成り下がるのだ。


ゲーム自身のゲーム・オーバーは、近い。


special thanx: 自動アンケート住民様
thanx: 暇者様、Makoto様


[参考]

「ときめきメモリアル」メモリーカード事件:最高裁判決について / コナミ株式会社
http://www.konami.co.jp/ press/ 2001/ 02/ 013/ r.13.02.13.html





なお当サイトは、この裁判を定点観測している、自動アンケート住民様の↑・↑・↓・↓・訴訟・権利・訴訟・権利・B・Aと直リンクしました。豊富なリンクデータは、今回の「ときメモ裁判」の判決および ACCSの公式見解の「理不尽さ」を理解するための心強い参考になります。


↑・↑・↓・↓・訴訟・権利・訴訟・権利・B・A / 自動アンケート住民様
http://members.tripod.co.uk/ ududlrlrba/
↑・↑・↓・↓・訴訟・権利・訴訟・権利・B・A





ここから先は極々個人的な想いを書きます(なので、です・ます調に変えます(^^;)。

少し前から、日本のゲーム(業界を含めて)に失望感を感じることが多くなってきましたが、今回のこの ACCSの表明は、私にとってはある意味で決定打に近いものです(ACCSには日本の数多くのゲーム会社が名を連ねています)。私は子供の頃からゲームが大好きです。いい歳をブッこいている(^^;今もゲームは好きです。でも、メインでプレーするゲームは、いわゆる「洋ゲー」に完全にシフトしてしまいました。洋ゲーには、ユーザのあらゆる行為も含めた「自由」が存在します。ゲームプレーそのものが持つ自由や、チート行為、改造やハックする自由もそうなんですが、メーカー自身がそういったユーザの行為の後押しをする姿もそこにはあるのです。彼らは SDKや APIすら無料で公開して、自分たちのゲームを 200% 楽しんでもらうことに必至です。だから、ユーザ・コミュニティーもスゴイし、1年も2年も昔に発売されたゲームが口コミで未だに売れ続けていたりもします。

確かに、コナミの言う「自分たちの与えた筋道で遊んで欲しい」という作者感情は理解できます。しかし、こういう行為が自身の首を絞めていることに彼らは気付かないんでしょうか? 「ゲームのデータが改造出来る」ということ自体が、ソフトの販売拡大に繋がるという考えには達しないのでしょうか? 自由の制限は、ゲームそのものの面白さの制限にすらなるのです。

今は、ゲーム以外にも娯楽に対するお金の使い道はたくさんあります(そして、これがゲームが売れなくなってきている大きな要因でもあります)。ハッキリ言って、ここまでメーカーに支配されなければゲームが楽しめないのであれば、もうゲームにしがみつく理由を探すのも難しくなってきました。このまま日本のゲーム業界がおかしくなって、潰れて無くなってしまったとしても、多分、悲しくとも何とも思わないのかも知れません。


悲しくとも何とも思わない...。それは何と、「悲しい」ことでしょうか。


  本運動を支持下さっているみなさまへ
January 20th, 2001 - 20:52

業界に対しクエスチョンを投げかけるために、去年の4月から極個人的な想いで始まった「ボイコット・コナミ」は、ゲームをこよなく愛する数多くのゲーマーの賛同を頂けたことにより、消費者運動としては大いなる潮流を生み出せたのではないかと、みなさまには深い感謝をしております。

コナミと旧ジャレコとの和解、コナミとファミ通との和解、ビジュアルノベルからプレイノベルへの改称、商標の取り下げ(後述)、プロ野球サブライセンスに関するプレス発表など、現在のコナミを取り巻く環境は以前とは大分様変わりいたしました。これはひとえに多くのゲーマーの「声」がコナミに届いた結果であると信じて疑いません。

まだ、各種スポーツの版権独占や一部商標に関しては問題が残っています。

しかし、現段階での運動のあり方自体に、私自身、実はちょっと違和感を覚え始めています。

本運動はいくつかの目的を達成するために開始されました。

運動と目的
http://www.asahi-net.or.jp/ ‾yy2k-mrt/ boycott_konami/ about.htm


さて、この目的を改めて問い直してみます。

1) コナミが「ジャレコ株式会社(以下ジャレコ)」に対し起こしている「VJ」に対する使用差し止めを取り下げる。
2) コナミがジャレコに対し起こしている「ロックン・トレッド」に対する使用差し止めを取り下げる。

これはコナミと旧ジャレコ(PCCWJ)との和解が合意したことにより達成されました。


4) コナミが日本野球機構より与えられている「肖像権独占使用契約」の独占契約を、自社ソフトウェアが有利に販売出来るように、他社ソフトウェアの販売時期や販売そのものをコントロールすることに行使しないように明示する(またはそのプロセスを透明化する)。

交渉状況の公表など、透明化という点では評価すべき点が多々あります。ただし、ライセンス自体の保有は選手会の動向もあり、どういう形でこれが推移して行くのかを慎重に見守る必要があります。


6) コナミによる「VJ」関連、「ビジュアルノベル」、およびこれまでに他社が考案し、かつ市場に対して既知である名称の商標の出願を即刻取り下げる。また、今後、このような行為を行わないことを明示する。

これは一部が残っているものの他社が考案した名称についてはその多くが「登録後の本権利抹消(放棄)」という形で、コナミ自身の手により商標登録が抹消されたことが分かりました(別記)。


3) コナミが韓国のメーカー「ソンドエンターテイメント」に対し起こしている「PUMP IT UP」に対する提訴を取り下げる。

これは情報を得ることは難しく、また模倣の度合いが大きいという理由により、一概にコナミを責めるということは難しいと多くの方が指摘しています(アミューズワールドの "EZ2DJ" も同様)。


5) 上記以外に、コナミが今後起こす可能性のある他社製ゲームに対する特許や知的財産権を楯とした威圧、制約、制限を振りかざさないことを明示する。

これは結果の表面化が非常に曖昧ですが、企業の対応によりそれを推し量ることが可能です。例えば、コナミは他社の名称を横からかすめ取るような恥ずべき行為をしたものの、それを手放す勇気や判断力はきちんと持ち合わせていました。この英断は大いに評価すべきです。


つまり、ある意味において、運動そのものが目的を達したとも取れるのです。


ここで、みなさまに問いかけます。

まだ、コナミをボイコットする必要はあるのか?」、と。

この問いかけは本運動の根幹に対する問いかけでもあります。


我々はゲームが、コナミのゲームが好きです。

コナミが嫌いだから・憎いから、コナミのゲームがつまらないから − 故にコナミのボイコットを押し進めていた。

その答えは絶対に「ノー」です。ゲームが好きだからこそ、コナミが好きだからこそ、我々はコナミに変わって欲しかった、元に戻って欲しかった、ただそれだけなのです。

我々はここ最近の同社のあり方に大きな疑問を持っていただけなのです。

そして行動 - ある種の消費者運動により、我々は同社に問いかけました。

そしてその問いに対する答えは、徐々にではありますがコナミから発せられているように思えます。


我々は大きな転換期に立っています。

コナミは愚かな過ちを犯しました。
しかし、多くの過ちを今、正そうともしています。

改めてみなさまに問いかけます。

まだ、コナミをボイコットする必要はあるのか?」、と。

みなさまの率直なご意見をお聴かせ下さい。


コナミの問題を考える掲示板 - Improve KONAMI!
http://freebbs.around.ne.jp/ article/ i/ imprvknm/


special thanx: BAC様、俺様


  抹消された商標
January 20th, 2001 - 20:52

コナミが取得した「尋常ならざる商標」のうち、そのいくつかが「登録後の本権利抹消(放棄)」という形により抹消されたことが分かりました。まだ完全ではない面もあります。しかし、これはコナミの大きな軌道修正として大いに評価出来ます。


登録4271403デジタルビッグコミックスピリッツ登録後の本権利抹消(放棄)
登録4271404デジタルコロコロコミック登録後の本権利抹消(放棄)
登録4271405デジタルガンガン登録後の本権利抹消(放棄)
登録4271406デジタルヤングサンデー登録後の本権利抹消(放棄)
登録4335736デジタルマーガレット変わらず
登録4335737デジタルジャンプ変わらず
商願平09-182296デジタルヤングジャンプ拒絶査定

登録2411042機動警察\きどうけいさつ登録後の本権利抹消(放棄)
登録2458233機動警察\きどうけいさつ登録後の本権利抹消(放棄)
登録2411043PATLABOR\パトレイバー登録後の本権利抹消(放棄)
登録2458234PATLABOR\パトレイバー登録後の本権利抹消(放棄)
登録2435789沈黙の艦隊\ちんもくのかんたい登録後の本権利抹消(放棄)
登録2438606沈黙の艦隊\ちんもくのかんたい登録後の本権利抹消(放棄)
登録2495339XMEN\エックスメン登録後の本権利抹消(放棄)
登録4349340スラムダンク\SLAMDUNK登録後の本権利抹消(放棄)
商願平04-164512スラムダンク\SLAMDUNK拒絶査定
商願平07-127981SLAM\DUNK∞2∞スラムダンク拒絶査定
登録4349553ホワイトベース\whitebase変わらず

登録2495331TIMESHOCK\タイムショック登録後の本権利抹消(放棄)
登録2507692ウーヤーター登録後の本権利抹消(放棄)

登録4210648HANGGLIDER\ハンググライダー変わらず
商願平09-017563HANGGLIDER\ハンググライダー拒絶査定
商願平06-036295Vゴール拒絶査定
商願平06-036296Vゴール拒絶査定

電光石火商願取り消し?(エントリなし)

商願平08-019031GINGA\銀河拒絶査定
 マスター商願取り消し?(エントリなし)

商願平11-037824SteppingStage\ステッピングステージ変わらず
商願平11-061464ROCK’NTREND\ロックントレンド商願取り消し?(エントリなし)
商願平11-061465TRENDROCK\トレンドロック商願取り消し?(エントリなし)
商願平11-061466ROCK’NTREAD\ロックントレッド商願取り消し?(エントリなし)
商願平11-065204VJ\ヴイジェイ商願取り消し?(エントリなし)
商願平11-083991EZ2DJ変わらず
商願2000-026268〜71ビジュアルノベル\visualnovel変わらず


thanx: 自動アンケート住民様


  コナミはこのサイトを知らなかった(らしい)
January 20th, 2001 - 20:52

サイゾー誌1月号の取材により、コナミが本サイトを知らなかったことが明らかになった、真偽はともかく。また、個人のホームページに対しては「申し上げることは」ないというスタンスらしい。

改めて言うが、これまでコナミから本サイトに対する一切の働きかけはない。


コナミによる商標登録の怪 - 業界も注目!「コナミ・ボイコットページ」が告発した内容 / サイゾー1月号
http://www.ultracyzo.com/ kasutori/ 0101/ k011701_03.html


  コナミとジャレコ(現 PCCWJ)の係争が終結
December 18th, 2000 - 22:40

コナミとジャレコ(現 PCCWJ)との間で争われていた知的財産権に関する訴訟問題に終止符が打たれた。


知的財産権係争事件に関する合意について / NEWS RELEASE 2000.12.18 / コナミ株式会社
http://www.konami.co.jp/ press/ 2000/ 12/ 165/ r.12.12.18.html


両社のこの合意により訴訟全てが取り下げられることになったのだ。ニュースリリースでは(詳細は不明だが)「完全な対等条件によってこの問題」が解決されたと記されており、本サイトが掲げていた「運動と目的」の1と2が同時に達成されたことになる。


今回の両社の英断を讃えると共に「当業界における模造品・模擬品問題等のさまざまな知的財産問題の解決」(同プレスリリース)とコナミ自身が述べているとおり、同社にはこれに引き続き、他社が考案した名称の商標登録問題に関しても真摯な態度で解決を図って頂けることを切に願う。


[参考]
コナミ、PCCWJと知的財産権係争事件に関し合意 / ニュース 2000.12.18 / NIKKEI NET
http://satellite.nikkei.co.jp/ news/ tento/ 20001218CIII060818.html
コナミとPCCWJ(ジャレコ)の知的財産権係争事件が解決 / NEWS 2000.12.18 / GAME SPOT
http://www.zdnet.co.jp/ gamespot/ gsnews/ 0012/ 18/ news03.html


thanx:ざんばきおす様、自動アンケート住民様


  未来のための「英断」
November 27th, 2000 - 15:20 (updated 11/28)

先の「プロ野球に関するゲーム化独占権問題(肖像権問題)」に関して、労組日本プロ野球選手会(選手会)側からの正式なコメントが公式ホームページにて公表された。


肖像などに関する権利についての問題について 〜プロ野球ゲームがでなくなる?〜 / トピックス / 日本プロ野球選手会 公式ホームページ
http://www.jpbpa.net/ topics/ 04.htm


今回公表された選手会の見解でも、当サイトでも繰り返し主張してきた「独占による競争の阻害」が問題視されており、一社独占による弊害を危惧している。以下、同見解より引用。


そして現在、他社がプロ野球ゲームを制作しようとする場合、この1社に対し許可を得るような形となってしまったため、実際に、話題のプロ野球ゲームの発売が大きく遅れたこともありますし、このいびつな許認可構造が障害となり、新しいゲームの開発を取りやめてしまうゲーム会社がでることが懸念されています。(中略)それゆえ、このような選択の結果が引き起こす事態で、ファンが愛想をつかしたり、ファン離れを起こすことは、将来のプロ野球の「死」にもつながってしまうのではないかとさえ危惧しています


短期的に見れば、コナミのライセンス独占によるゲーム化権の許認可体制や同社の野球業界に対するスポンサーシップは、野球業界の発展には寄与するかも知れない。しかし長い目で見たとき、これは必ず大きな弊害となって現れる。コナミがライセンス独占を悪用し始めたら? コナミが野球ゲームを牛耳ることによってゲームファンが野球ゲームひいては野球そのものから関心を無くしたら? 一社独占ということに対する世間の球界に対する印象悪化はないのか? スポンサーシップを楯に、球界をコントロールし始めないか? そもそもコナミという会社が経営的危機に陥った場合、それまで同社にべったりだったイベント関連は総崩れにならないか?− 想像としては荒唐無稽かも知れない。しかし、絶対に無いとも言い切れない。


コナミと日本野球機構に、ゲーム業界・球界の双方の将来を見据えた「英断」を切望する。


[参考]
譲れない!ゲーム肖像権 選手会の“管理通告”に機構側憤り / 2000.11.24 / Web Houchi - スポーツ報知ホームページ
http://www.yomiuri.co.jp/ hochi/ baseball/ nov/ o20001124_40.htm
選手会が「肖像権管理」通告 / 2000.11.24 / スポニチアネックス
http://www.sponichi.co.jp/ baseball/ kiji/ 2000/ 11/ 24/ 06.html
選手会が12・5肖像権問題含め緊急討議 / 2000.11.25 / nikkansports.com
http://www.nikkansports.com/ news/ baseball/ p-bb-tp0-001125-03.html


thanx:自動アンケート住民様、Field93様


  更新情報
November 27th, 2000 - 15:20

大変に遅くなりましたが、「パワプロ関連」を更新いたしました。この件に関してご協力頂きました、SRA様、D7様、俺様にお礼とお詫びを申し上げます。


  選手の肖像権は誰が管理すべきか?
November 24th, 2000 - 14:10

コナミと日本野球機構(NPB)との間で交わされていた「プロ野球に関するゲーム化独占権」に関して、選手サイドから待ったの声が掛かった。労組日本プロ野球選手会(選手会)から NPBに対し、「選手の肖像権は自分たち(選手会)が管理すべき」という通知が出されたのだ。


肖像権は自分たちで管理 プロ野球選手会が機構側に通知 / 2000.11.23 / asahi.com
http://www.asahi.com/ 1123/ news/ sports23001.html


この突然の通知は、一私企業に肖像権を牛耳られることに強い不満を持った選手会が NPBに対して発したものであり、「選手の(商品化に関する)肖像権はどこが管理するのか」という点が焦点となっている。今後の両者(NPBと選手会)の折衝は非常に興味深い。

仮にこれまでのコナミの役割が窓口に過ぎない存在であったとしても、同一業界の一私企業によるライセンス交付、そしてその不透明なサブライセンスの締結条件は大きな問題である。何故なら、そこにはライセンス料による競合企業差別や、開発資料の提出などによる開発競争の阻害が発生する恐れがあるからだ。これは多くのメディアでも疑問視されていたし、当サイトでもこれは大きな懸念点であるという認識から、「運動と目的」にて「サブライセンス交付の透明化」を要求していた。

商品化に関する肖像権(サブライセンス交付の権限含む)がコナミから選手会の手に渡った場合、上記の懸念点は一掃されることが期待される(もちろん、ライセンス交付の窓口は同一業界の一私企業であってはならない)。よって、当サイトは選手会のこの声明に諸手を挙げて賛同し、一刻も早く選手の肖像権、ひいてはゲームのサブライセンス化権が、コナミから選手会に穏便に引き告がれることを強く要望する。

これまでのコナミの野球に対するスポンサーシップは、確かに正当に評価されるべきであり、我々は尊厳を持ってこれを誉めたたえるべきである。しかし、競争に歯止めを掛けるような悪しき行為だけは、どんなことがあっても許されないし、許してはならない。ユーザは常に企業の活動に注意を払い、消費者・ゲーマーの立場で企業に対して警告を発し続けなければならない。


面白いゲームは競争から生まれるのであって、独占からは何も生まれないのだ。


thanx:mangone様


  「BB弾」と「ガンマニア」に見るコナミの不器用さ加減
October 4th, 2000 - 0:25

何人かの方から「コナミが『BB弾』という商標を登録しているのは、BB弾を実際に利用したガンマニアというゲームを作っているからではないか?」というご指摘を頂きました。また、これに関して「商標を奪うという表現はきつすぎるのではないか?」というご指摘も頂きました。

これはどう捉えるかによると思うのですが、私は以下のように考えています。

  1. BB弾とそれを使ったエアガンは、その市場を創出し、維持し、拡大してきた数多くのメーカーや、その文化を支えてきた熱狂的なファンが存在する。BB弾という名称は(不幸にも)商標としては登録されていなかったが、業界やファンの共通財産として認知されていた。
  2. コナミはBB弾を利用したゲームを創出した。これに関しては実に素晴らしい偉業だと考える。しかし、このゲームはBB弾とそれを利用するエアガンという市場や熱烈なファン層の存在のおかげで生まれたゲームでもある。
  3. エンターテイメントにおける一流メーカーを自他共に認める同社であれば、彼らの偉業や功績に対して、礼を持って尽くすべきではないか? にも関わらず、自社の利益だけに捕らわれ、彼らの偉業を横からかすめ取るような行為はフェアではないのではないか?

私は「ガンマニア」というゲームそのものは実に素晴らしいゲームだと思います。BB弾やエアガンをゲーセンに持ち込み、一般層に対してその魅力を伝導する良い機会であるとすら思います。

だからこそ、コナミの「自社の利益しか考えていない」ような行為や言動が実に勿体なく見えるのです。色々な方が「コナミは不器用なだけだ」「パブリシティが下手なだけだ」と述べています。この言葉は実に的を得ています。

己の私利私欲を剥き出しにするのは、長い目で見れば、同社にとって明らかに不利益でしかありません。


  BB弾の商標登録
September 21th, 2000 - 15:02

以前、BB弾の商標登録に関して、「日本遊戯銃協同組合が商標申請・登録を行っているらしい」という情報が掲示板に寄せられたが、そのような事実は存在しないことを同組合より確認した。


以下、同組合事務局の私見(許可を得て引用)。


「BB弾」は、業界団体である日本遊戯銃協同組合では登録も出願も行っていません。

なぜなら、「BB」はBALL BULLET(球状弾丸)の略称としてアメリカでも一般に使用されているときいていますし、日本でも1980年代には、エアーソフトガン(弊組合の登録商標です)用のプラスチック製弾丸として、すでに定着して用いられています。

多分、そのころの執行部は出願の必要があるなどとは考えもしなかったでしょう。おもちゃの業界と愛好者にとっては、まったく当り前の一般名詞として、20年近い歴史のある単語です。

KONAMIが何を意図しているのかわかりませんが、この零細な業界にとっては迷惑な話です。

実質放棄するか、われわれに無償で提供してくれるか、大企業であるコナミの良識を期待したいと思います。

なお、これは事務局の私見です。

Airsoftgun & Modelgun
ASGK 日本遊戯銃協同組合 事務局

(後日談)

ただ、組合の持つ2〜3の商標権は28類です。それ以外の分類での登録は、日常の実害はないのではないか、という考え方もあるようです。専門家の意見を聞いてないのでよくわかりませんが、どうなのでしょうか。

いずれにしても、大企業コナミの姿勢には疑問を感じます。大企業であればこそ、企業イメージも大切なはずです。防衛の発想でのわれわれの登録とは大きな距離があるといわざるを得ません。


確かに、同組合自身が登録を怠っていたという事実はある意味で否定は出来ない。しかし、それに乗じて歴史のある由緒正しい名前を一私企業が「奪う」ことが、果たして正当な行為と言えるのであろうか?

今後、コナミがこの名前をどういう形で「利用」していくのか、全く予断は許せない状況だ。


  WTA TOUR(女子プロテニス)のライセンス契約
September 20th, 2000 - 18:03

コナミが世界女子テニス公式戦を統括する団体、WTA TOURと商品化に関するライセンス契約を締結した。


コナミ、WTAツアーとゲーム商品化に関するライセンス契約を締結 −世界トップランキングの女子プロテニスプレイヤーが実名で登場− / NEWS RELEASE 2000.9.19 / コナミ株式会社
http://www.konami.co.jp/ press/ 2000/ 09/ 122/ r.12.09.19.html


今回のプレスリリースには「独占契約」や「二次ライセンス」といった言葉は見あたらず、単純な「ライセンス契約」なのか、それとも「独占契約」を行ったが今の風当たりに配慮して表現から外したのかは今のところ不明である。

ただし、「これによりコナミは、WATツアー公認のテニスゲームを制作する権利を世界で初めて取得いたしました」(同プレスリリース)とあり、文面からは前者であるように推測される。とすれば、コナミのこの行動はこれまで積極的にゲーム化が行われなかった分野に光を当てることであり、我々ゲーマーは畏敬の念をもってコナミを讃えるべきである


ライセンスを締結するのはゲームの質やリアリティを高める意味で非常に重要であり、本来は歓迎すべき行為である。問われるべきは、それが「独占的」に行われ、かつ二次ライセンスのプロセスが「不透明」かどうかなのだ。不透明であれば、ライバルに対して不当に高いライセンス契約料を請求する可能性がある(*)。これは競争を阻害し、消費者から「選ぶ権利」を奪う悪しき行為に他ならない。

* 例えば、Microsoftは裁判に負けるまで、彼らにとって目障りなメーカー(MSOfficeを外そうとしたIBM や Linuxに肩入れするメーカー)に対し、他社とは異なる Windowsのライセンス料金体系を設定していた。時期的にはちょうど Linuxが盛り上がりを見せ始めていた頃とも重なり、業界内では競争が阻害されるとして、大きな問題となっていた(→ [ZDNet参考 ] )。


さて、ここでこれまでにコナミによるスポーツ関連のライセンス締結を振り返ってみよう(リンク先は同社プレスリリース)。


# 日本相撲協会は、公認のソフト「日本相撲協会公認 日本大相撲」は発売しているが、「独占契約」をしている訳ではない。


当サイトでは「独占契約」しているライセンスに関しては、引き続き二次ライセンス締結に対するプロセスの透明化を要求する。そして、日の当たらない分野に対する独占的ではないライセンス締結に関しては諸手をあげて賛同し、これを大いに賞賛する


  Campaign Protest KONAMI
September 16th, 2000 - 1:29

Campaign Protest KONAMI
〜コナミファンとしてコナミに抗議しよう〜



コナミファンによる、コナミファンのための、コナミに対する抗議運動「Campaign Protest KONAMI 〜コナミファンとしてコナミに抗議しよう〜(略称 P573)」が開始されました。


Campaign Protest KONAMI 〜コナミファンとしてコナミに抗議しよう〜
http://members.jmfi.com/ konami/ column/ p573/ index.html
Campaign Protest KONAMI 〜コナミファンとしてコナミに抗議しよう〜



この運動は、純然たるコナミファンという立場から、現在のコナミの行動に抗議することで、コナミ自らが問題解決を図る手助けをすることを目的としています。

よって、その活動内容は当サイトとは異なり、「ボイコット」という手段を取ってはいません。


「P573」の発起人、BAC様と何度かのメール交換で、方法論や見解の相違はともかく、目指すべき方向性は同じであるという共通認識を得ました。当サイトでも「P573」を応援するべく、トップのナビゲーション・リンク、及びリンクページに「P573」を追加致しました。


また、一部の協力関係として、現在稼働中の「新掲示板」の共同運営を行うに至りました。詳細は下のアーティクルをご覧下さい。


  掲示板の運営・管理の変更について
September 16th, 2000 - 1:29

現在稼働中の「新掲示板」ですが、運営・管理を「P573」と共同で行うことになりました。これに伴い、掲示板の名称を以下の通り変更致します(URLは「新掲示板」と同じです)。


コナミの問題を考える掲示板
http://freebbs.around.ne.jp/ article/ i/ imprvknm/


共同運営する理由として、分散しかねない議論の集約を図る目的があります。ただし、掲示板に対するポリシーはこれまで通り「原則削除無し」で変わりありません。


立場が多少異なる2人の管理人によるコメントが入る場合があります。

「P573」にも議論用の掲示板が設置されておりますが、議論の展開によりログの転載を行う予定です。

詳細は下記をご覧下さい。


「コナミの問題を考える掲示板」について
http://www.asahi-net.or.jp/ ‾yy2k-mrt/ boycott_konami/ infobbs.htm


なお「旧掲示板」は、本日をもって読み出し専用とします。これまで、沢山の書き込みを本当にありがとうございました。


  QuickPoll 結果発表
September 12nd, 2000 - 5:46

データが 1999年度、かつ「パワフルプロ野球」の登場後という逆境にも関わらず、60万本の受注を受けたと言われるスクウェアの PS2用野球ゲーム、「劇空間プロ野球」。QuickPollにて「買う/買った」といっていた方々は、既にプレーされておられるのでしょうか?


待望のプレイステーション2用ゲームソフト「劇空間プロ野球」、発売に際し60万本の受注達成 / 株式会社スクウェア
http://web.square.co.jp/ investors/ index_news-n20_0906.html


「パワプロ」の一人勝ちに風穴を開け、野球ゲームに新風を吹き込んで欲しいところですが、はてさてユーザの反応は如何に?


QuickPollの結果は以下の通りでした。

[QuickPoll] 9/7、劇空間プロ野球発売!
あなたは「劇空間プロ野球」を
買いますか(買いましたか)?

Answer Graph % Votes
買う/買った bar 19 % 673
買わない(データが1999年度のため) bar 10 % 361
買わない(パワプロを先に買ったため) bar 4 % 141
買わない(野球ゲームは元々プレーしない) bar 34 % 1216
買わない(その他の理由) bar 31 % 1118
Total bar 100 % 3509

集計期間 2000.8.7 〜 2000.9.11

「データが1999年度のため」「パワプロを先に買ったため」という理由で「買わない」とお答えになった方が数値的にはそれほど多くなかったのが印象的です。

「その他の理由」で買わないユーザは PS2ユーザではない、スクウェアの初物だから様子見と言ったところが大勢でしょうか。


投票して下さいました方々のご協力、ありがとうございました。


  メディアの報道 - ペントハウス ジャパンの場合
September 6th, 2000 - 7:36

8月30日発売の月刊誌、ペントハウス ジャパンにて「『デジタルジャンプ』『デジタルコロコロコミック』『ホワイトベース』... なぜか無関係の会社が商標を登録 これじゃまるで『商標ゴロ』!コナミ社の怪行動」というタイトルで、一連のコナミの商標申請に関する報道がなされている。この記事で非常に興味深いのは、以前、掲示板で議論となった雑誌社各社とコナミとの関係性について、双方に実際に確認を取った点だ。以下、ペントハウス ジャパンより引用。


小学館に、コナミが所有する「デジタルコロコロコミック」「デジタルヤングサンデー」「デジタルビッグコミックスピリッツ」の商標に関して、コナミから何らかの打診や説明があったのかを尋ねると、「初耳だ。各紙の編集長にはまだ確認してないが、(打診は)なかったのではないか」と商標担当者が答えた


ちなみに、コナミはノーコメントであったと言う。

実は、私は仮にコナミが雑誌社各社と手を組んで、「デジタル〜」という企画を進めていたならば、本サイトの運営方針を多少なりとも変更する心情であった。しかし、−悲しいことに− 事実は我々の予想と何ら違わぬ内容だった。

この結果で、またも我々は負の方向で推測してしまう材料を与えられたことになる。その推測とは「他の商標に関してもコナミによる乱獲の疑いが濃厚なのでは?」ということだ。

これまでにも、何らかの形で雑誌社各社に「デジタル〜」の商標問題は伝わっていたとは思う。しかし、商標を奪われた側の企業に取材を行い、そして回答を引き出したのはペントハウス誌のこの記事が初めてではなかろうか? これにより、コナミによって商標を「奪われた」側である小学館の対応が注目される。


[参考] ペントハウス ジャパン / 2000.10 (雑誌コード 07933-10)
FOCUS FLASH「『デジタルジャンプ』『デジタルコロコロコミック』『ホワイトベース』... なぜか無関係の会社が商標を登録 これじゃまるで『商標ゴロ』!コナミ社の怪行動」(p.37)


  メディアの報道 - 週刊宝島の場合
September 6th, 2000 - 7:36

9月6日発売の雑誌、週刊宝島にて「ゲーム業界大手、コナミの『商標ビジネス』に迫る!!」というタイトルで、今回の商標関連の報道がなされている。この件でビジュアルノベルという商標に関し、コナミの広報へ問い合わせを行ったやり取りが記載されている。以下、週刊宝島誌より引用。


この件についてコナミの広報に問い合わせてみると、「企業の戦略に関わることなので、コメントは差し控えさせていただきます」とのこと。


少し話は脱線するが、メールを頂いた方の中に次のように仰る方がいた。「実はコナミは『ビジュアルノベル』という言葉を知らなかったのではないのか? コナミはリーフの存在を知らず、『ビジュアルノベル』という言葉もコナミ独自で浮かんだ名前なのではないか?」

この意見には、実は多少なりとも同調できる側面がある。リーフの「ビジュアルノベル」シリーズは素晴らしいストーリーとグラフィックス、魅力的な登場キャラクターで多くのゲーマーを魅了したが、ゲームのカテゴライズとしてはPCゲームであり、更に「18禁」である。コンシューマを目指すところのコナミに取っては厄介なコンテンツである。そのコナミが、ともすれば「アダルトゲーム」というレッテルを張られかねないシリーズ名を知った上で自社商品に利用する危険性を犯すであろうか?と。

実際、「To Heart」のPS版におけるカテゴリーは「アドベンチャー」であり、パッケージのどこにも「ビジュアルノベル」という名称は確認できない。


To Heart / SLPS-01919-20 / GARAGE / SCEI
http://www.scei.co.jp/ cgi-bin/ title.cgi? pnum= slps01919


コナミは本当に「ビジュアルノベル」という言葉を知らなかったとも言えるし、また確信犯的に商標登録申請をしたとも考えられる。さて、真実はどちらなのだろうか?

ただ一つ気になるのは、宝島の取材でコナミの広報が答えたこの一言。企業の戦略に関わることなので。コナミの企業戦略があらぬ方向に行かないことだけを切に願う。


[参考] 週刊宝島 / 2000.9.20 no.472 (雑誌コード 25913-9/20)
NEWS WONDERLAND「ゲーム業界大手、コナミの『商標ビジネス』に迫る!!」(p.27)


  更新情報
September 6th, 2000 - 7:36

「リンク」を更新しました。賛同系サイト様を2件追加いたしました。

Anti! / B&G様
http://www.geocities.co.jp/ Playtown-Domino/ 4835/
総合アンチ系のサイトです。サイトトップによる説明では「本ページは主にゲーム業界に存在する仁義にもとる行為への批判、考察が主です」とのこと。現在は「ビジュアルノベル問題」とリーフの「掲示板問題」が記載されています。

Perfect_Free_Plus / h_y様
http://www.kiss.ac/ ‾h_y/
創作系サイトです。トップページよりリンクを頂いております。


  更新情報
August 26th, 2000 - 18:01

「こんなにあったコナミの商標」を更新しました。


  コナミによる「ビジュアルノベル」
August 23rd, 2000 - 10:41

コナミの出願問題で揺れる「ビジュアルノベル」という商標だが、コナミが実際の商品として「ビジュアルノベル」を発売することが明らかになった。


コナミ、ゲームボーイアドバンス対応タイトルを発表 −「NINTENDO SPACE WORLD 2000」にプレイヤブルで出展− / ニュースリリース / コナミ株式会社
http://www.konami.co.jp/ press/ 2000/ 08/ 111/ r.12.08.22.html


このプレスリリースの中で、「美しいCG映像とテキストで異形の怪物が住まう世界を演出する”ビジュアルノベル”第一弾『サイレントヒルAGB(仮称)』」とあり、実際の製品として、リーフではない、コナミによる「ビジュアルノベル」が遂に登場する。

概要の中で「マルチストーリー、マルチエンディングで展開するビジュアルノベルタイトル」(同プレスリリース)とあり、表現を見る限り、現段階ではリーフの「ビジュアルノベル」シリーズとの違いを見つけることは難しい。

仮にリーフが第4弾として「ビジュアルノベル」を発表した場合、コナミがどのように対応するのか、非常に興味深い。



ところで、同プレスリリースに載っているゲーム画面の写真、「コナミ ワイワイレーシング アドバンス」だが、誰がどう見ても任天堂の人気レースゲーム「マリオカート64」に酷似している。


優れたゲームは模倣され、発展し、
新たなる進化を遂げていく


コナミ自身がそれを実践していることは、実に喜ばしいことである。


情報提供:K-MODE様 / TECHSIDE


  新掲示板開設(現在テスト稼働中)
August 18th, 2000 - 22:17

下記に新掲示板を開設致しました。
http://freebbs.around.ne.jp/ article/ i/ imprvknm/

フリーのツリー型掲示板へ順次移行して行く予定です。現在はテスト中ですが、最終的にはリンクも含めてこちらに移行致します。こちらの掲示板も書き込みは出来ますが、可能な限り、新掲示板への書き込みをお願いいたします。

移行中はご不便をお掛けいたしますが、よろしくお願いいたします。


掲示板自体のサービスとして、確認キー型にも出来たのですが、とりあえず匿名性も重要だと考え、今回は見送りました。相変わらず修正等は出来ませんが、その点はご留意願います。


  こんなにあったコナミの商標
August 17th, 2000 - 13:32 (updated Jun.26th 2001)

BBSや随所で話題となった商標関連ですが、ここらできちんとまとめねばと一発奮起し、ざくっと調べてみました。

特許庁の特許電子図書館を調べてみたところ、2000年8月16日現在、コナミは 2543件の商標登録・登録申請を行っていました。特に気になる物をピックアップしてみます。ただし、私の知識はそれほど広くないので、実はもっと引っかかる物があると思われます。また、実はコナミ自身がきちんと発案したものも含まれているかと思われます(既に BBS・メールにて指摘がありました)。併せて調査・ご指摘のご協力を頂ければ幸いです。

special thanx:ウイング様(エッジ様) / 各情報提供者に関してはそれぞれご指摘を下さいました箇所に入れてあります。注意しているつもりですが、漏れている方がいらっしゃいましたらご指摘下さい。追加・修正を致します。


注意:
BBSやメールにて多くのご指摘を受けましたが、今回取り上げました商標に関しては、コナミ以外にも、意外に数多くの企業・個人が、いろいろな区分に対して(明らかに自分たちが考案したものではないと思われる)商標の申請・登録を行っているという事実があります。その点をご留意の上、下記のリストをご覧下さい。当方でもご指摘を頂いたもの、調べたものに関しては随時ページの更新を行っていきます。

疑問があれば、特許庁の特許電子図書館を訪れ、ぜひともご自身の目で確認して見て下さい。色々と興味深い事実にたどり着くと思います。


特許庁ホームページ
http://www.jpo-miti.go.jp/ indexj.htm
特許電子図書館 - 商標検索 - 商標出願・登録情報
http://www.ipdl.jpo-miti.go.jp/ homepg.ipdl


更に前出ですが、併せて弁理士である石井様の「ビジュアルノベル」に関する商標出願も読んでみて下さい。非常に参考になります。


「ビジュアルノベル」商標出願問題について / 知的財産権を考えよう / 石井様
http://www.tennodai.com/ ‾yuich/ ?y/ visual.html


※区分は適当です。


■雑誌 / 本
登録4271403デジタルビッグコミックスピリッツ
登録4271404デジタルコロコロコミック
登録4271405デジタルガンガン
登録4271406デジタルヤングサンデー
登録4274101ダンス!ダンス!ダンス!\DANCE!DANCE!DANCE!
登録4335736デジタルマーガレット
登録4335737デジタルジャンプ
商願平09-182296デジタルヤングジャンプ
ダンス!ダンス!ダンス!はゲームに基づくものだと思いますが、村上春樹の小説にもありますね。それにしてもその他の雑誌の商標は、元々の商標自体には引っかからないのでしょうか?

thanx:WYXYR the CRYING様

※ 「デジタルヤングジャンプ」に関しては「拒絶査定」というものが入り、一悶着ありそうです。thanx: kazz様

※ 「コロコロコミック」に関しては「菓子及びパン」と区分にて江崎グリコにより登録されています。これはコロコロコミックのキャラクターを使ったお菓子を販売するためという情報を頂きました。thanx:(無題)様、うきょー様


■アニメ/ マンガ
登録2411042機動警察\きどうけいさつ
登録2411043PATLABOR\パトレイバー
登録2435789沈黙の艦隊\ちんもくのかんたい
登録2495339XMEN\エックスメン
登録2706776スーパーデフォルメ
登録3366852ちゃま\チャマ\CHAMA
登録4157876COBRA\コブラ
登録4349340スラムダンク\SLAMDUNK
登録4349553ホワイトベース\whitebase
コナミがゲーム化したものもあると思うのですが、原作者はコナミが商標を握っていることを知っているのでしょうか? 知らないとすれば、まるで商標ゴロのようです、しかも大企業による。

※ 「パトレイバー」についてですが、BBSによる kazz様の情報によると、コナミの商標の申請日が '89年10月9日、またTV版のオンエア(関東)が '89年10月11日であり、時間的なつながりを感じるとのことです。現時点では不明ですが、仮にコナミがTV版「パトレイバー」の番組提供をしているとすれば、コナミによるゲーム化の可能性も考えられ、商標の登録は自然な流れであることもありえます。この点については留意する必要があるでしょう(これに関する情報をご存じの方がいらっしゃいましたら、情報をお寄せ下さい)。very thanx:kazz様

※ 「パトレイバー」についてですが、各社のゲーム化状況をてとら様が詳細に調べて下さいました。FC版:バンダイ('89.1.24)、SFC版:ベック('94.4.22)、GB版:ユタカ('90.8.25)、PCE版:リバーヒルソフト('93.9.30)、MD版:マーバ('92.10.23) コナミが製作しているものはありませんが、今のところ資本関係は不明です。very thanx:てとら様 thanx:あわじ様、メソポタミアン様

※「スラムダンク」「XMEN」「(スーパー)コブラ」はコナミの既出のゲームで存在するそうです。ただし、「スラムダンク」はゲームという分野に限れば登録されていますが、その他の分野ではコナミにより一度申請はされましたが、拒絶査定を受け登録には至っていません。thanx:QRE2TAKO様、まねっこ様、ミツヲ様、WYXYR the CRYING様、自動アンケート住民様

※ 「ホワイトベース」に関しては「菓子及びパン,アイスクリームのもと,シャーベットのもと」の区分にて雪印乳業が、またに「接着剤を塗布した装飾用プラスチックシート」の区分にてシーエス・エイにより登録されています。thanx:(無題)様

※ 「XMEN」に関して、BBSにて自動アンケート住民様から大変に興味深い報告を頂きました。以下はその内容です。

---
「X-MEN」のタイトルにあるクレジットが気になります。

> THE UNCANNY X-MEN AND ALL
> MARVEL CHARACTERS :
>(注目→)TM AND COPYRIGHT (C)1992
> MARVEL ENTERTAINMENT GROUP, INC,
> ALL RIGHTS RESERVED.
>
> (C)1992 KONAMI
>
> ALL RIGHTS RESERVED.

上記の通り「X-MEN」は米国・マーベル社の「Trade Mark」であることがしっかりと表示されています。

コナミが9類「業務用テレビゲ―ム機、その他の遊園地用機械器具、その他本類に属する商品」で出願したのが1992年5月・登録が1993年1月。本作の原著作権保有者である米国マーベル社は同じく1992年に「X-MEN」(ハイフンが付いている点に注意)で24類の「家庭用ビデオゲ―ムおもちや、家庭用テレビゲ―ムおもちや、その他のおもちや及び娯楽用具、その他本類に属する商品」で商標登録しています。ただ、マーベルは1995年に9類でも「X-MEN」を出願しているのですが今年3月に(コナミが取得したハイフン無しの「XMEN」の類似商標と判断された為?)「拒絶査定」が出ています。
---

例え、他社にコミックのゲーム化を任せるとしても、商標やライセンスに関しては、自身でしっかりと管理すべきだという教訓でしょう。マーベルには高い授業料でしたが。

special thanx:自動アンケート住民様



■テレビ / 映画
登録2495331TIMESHOCK\タイムショック
登録2507692ウーヤーター
登録3278808FAMILYTIES\ファミリータイズ
登録3307153MIDNIGHTRUN\ミッドナイトラン
「ウーヤーター」は昔、CXのキャンペーンで使われていました。"Family Ties" はマイケル・J・フォックス主演のドラマのタイトル、"Midnight Run" はロバート・デ・ニーロ出演の映画のタイトルにもなっています。どちらも名作です。

※「ミッドナイトラン」はコナミの既出のゲームで存在するそうです。thanx: QRE2TAKO様、ヘタレ二桁%ノック派様

※「ウーヤーター」はコナミのエレメカで存在するそうです。thanx: 朝丘 夏雄様


■スポーツ
登録2124144ダブルドリブル\DOUBLEDRIBBLE
登録2140412コンバットスクール\CombatSchool
登録2236535CHEQUREDFLAG\チェッカーフラッグ
登録2246020ブレイクショット\BREAKSHOT
登録2373179ローラーゲーム
登録2541703パラレルターン\PARALLELTURN
登録2543327LITTLELEAGUE\リトルリーグ
登録3024890勝馬投票券
登録3249164釣りバカ天国
登録4093405GIーCLASSIC\ジーワンクラシック
登録4133117ALBATROSS\アルバトロス
登録4210648HANGGLIDER\ハンググライダー
商願平06-036295Vゴール
商願2000-053216BB弾\ビービーダン
BB弾はともかく、リトルリーグという言葉もコナミの商標なんですね、意外です。コナミが子供たちの夢を何だと思っているのか、興味深いところです。

※「ダブルドリブル」「コンバットスクール」「チェッカーフラッグ」「ブレイクショット」「ローラーゲーム」「GIーCLASSIC」はコナミの既出のゲームで存在するそうです。thanx: QRE2TAKO様、古賀憲之助様、null様、自動アンケート住民様、WYXYR the CRYING様、大平様

※「アルバトロス」は日本テレネットの同一名称のゴルフゲームとして存在するそうです。thanx: QRE2TAKO様(実はこれ、私も PC88でプレーしたことがあります(^_^;)

※「釣りバカ天国」は豊丸産業が製作しているパチンコの機種名です。ただし、ソフト部分はコナミが製作しているようです(シェア的には相当なものがあります[コナミのプレスリリース])。また、コナミは「バーチャルシミュレーションパチンコドリーム」という実在メーカーのパチンコ台が登場するソフトを製作しています。thanx: ヘタレ二桁%ノック派様、HIRO@様、ぱちお様

※ 「Vゴール」に関しては「拒絶査定」というものが入り、一悶着ありそうです。お詫びして訂正致します。BB弾も最終的にはこの「拒絶査定」が入るのではないでしょうか?

※ 「BB弾」に関しては、エアソフトガンメーカーの任意団体「エアーソフトガン協議会(ASGK)」(当時:現在は日本遊戯銃協同組合)が「エアーソフトガン」同様にASGKの共有商標として出願登録したという情報を頂きました。ただ、当方で特許庁の電子図書館で検索しましたが、これを確認することが出来ませんでした。ご存じの方がいらっしゃいましたら情報をお願いいたします。thanx: くにもと様


■音楽
登録1947868-2POLYSTAR\ポリスター
登録2438673BORNTORUN\ボーントゥラン
登録2507719MOONWALK\ムーンウォーク
登録4375879§dj
"Born to Run" はブルース・スプリングスティーンの名曲ですね。"Moon Walk" は言わずと知れたマイケル・ジャクソンの十八番技。"POLYSTAR" は私の好きなアーティスト、SCUDELIA ELECTROが在籍しているところですが、一体どうなっているのでしょう。

※「ムーンウォーク」「ポリスター」はコナミの既出のゲームで存在するそうです。thanx: ミツヲ様、まねっこ様


■テレコミュニケーション
登録4388969ドリームネット\DREAMNET
商願平11-002248アイコンボタン\ICONBUTTON
商願平11-010755着メロ\ちゃくメロ
商願平11-117185EーDistribution\イーディストリビューション
商願2000-013823モバイルコミュニケーション\MOBILECOMMUNICATIONS
モー娘。がCMをやっている「ドリームネット」は ISPのとして有名ですが、コナミとの関係はどうなっているんでしょうか? 「着メロ」や"E-Distribution"、「モバイルコミュニケーション」という言葉もきっちりと押さえています。

※ 「着メロ」に関しては多くの企業、個人からあらゆる分野に渡って申請が行われてます。登録がされているのは「移動体電話による通信,電話による通信,電子計算機端末による通信 」の区分にて TTNetが、「雑誌」の区分で双葉社が、それぞれ成立しているだけです。申請ではコナミ以外にはトミー、講談社 、吉井広育様(個人?)が行っていますが、(何故か)企業申請に限っては拒絶査定が入り、まだ最終処分には至っていません。また、「着メロコレクション」ではカプコンが申請を行っています。thanx: ster様、自動アンケート住民様、三割安様、くみんこ様


■その他文化
登録2481669ペレストロイカ
登録2507669G.I.JOE\ジーアイジョー
登録2583546ブックメーカー\BOOKMAKER
登録3196207真・麻雀\しんまーじゃん
登録3246991今昔絵巻
登録3307055くるみわりにんぎょう
登録3315473PROMETHEUS\プロメテウス
登録3371094カクテルバー\COCKTAILBAR
登録4093406BINGO\ビンゴ
登録4111325対々和\トイトイホー
登録4295097DIGITALTOREKA\デジタルトレカ
登録4295098DEZITORE\デジトレ
商願平11-117191BLUETRAIN\ブルートレイン
商願平11-117193ブルトレ
商願2000-052638せんりょうかぶき\千両歌舞伎
"G.I.JOE" や 「ブルートレイン」がコナミの商標になることなど、その手のファンには許せないことでしょう。ロシア人とイギリス人が「ペレストロイカ」「くるみわりにんぎょう」と「ブックメーカー」のことを聞いたら何て言うんでしょうか?

※「G.I.JOE」「真・麻雀」はコナミの既出のゲームで存在するそうです。thanx:QRE2TAKO様、大平様、ふこを様


■言葉
登録2170591電光石火
登録2336547番外編
登録2479099ADVENTURE\アドベンチャー
登録2541708だいざいばつ\大財閥
登録3114721ジエンド\THEEND
登録3204566きゅうきょくせんたい\究極戦隊
登録3221579KAMIKAZE\神風
登録3264025最強戦士
登録4355990復活
商願平08-019031GINGA\銀河
商願平08-060064マスター\MASTER
「究極戦隊」はともかく、どれも良く使う単語だと思うのですが、これらもコナミの商標です。

※「大財閥」「究極戦隊」「ジエンド」「神風」「復活」はコナミの既出のゲームで存在するそうです。ただし、「究極戦隊」はゆうきまさみ氏のマンガにも登場するという情報を頂きました。thanx: ウイング様、QRE2TAKO様、M@RU様、hidesk様、ヘタレ二桁%ノック派様、大平様、ミツヲ様、謎の人様

※「銀河」はシステムソフトの同一名称のパズルゲームとして存在するそうです。thanx: QRE2TAKO様


■ゲーム / ソフト
登録2365218パーティーゲーム
登録2545693スライムくん
商願平11-037824SteppingStage\ステッピングステージ
商願平11-061464ROCK’NTREND\ロックントレンド
商願平11-061465TRENDROCK\トレンドロック
商願平11-061466ROCK’NTREAD\ロックントレッド
商願平11-065204VJ\ヴイジェイ
商願平11-083991EZ2DJ
商願2000-026268ビジュアルノベル\visualnovel
□派生
商願2000-026272アドヴァンスドノベル\advancednovel
商願2000-026276プレイノベル\playnovel
商願2000-026278デジ文庫\digibunko
何故かどこも「サウンドノベル」だけは登録していません(チュンソフトもエニックスも含めて)。


■その他、どこかで聞いたような言葉
登録2495429スペースワールド
登録2495430ファンタジーワールド
登録2495432モビルワールド
登録2495438GUNSIGHT\ガンサイト
登録3016122ハイパービーム\HYPERBEAM
登録3211095タコの八つぁん
登録3249154はがき職人
登録4022996PRIVATECOLLECTION\プライベートコレクション
登録4080645ひげひげ団
登録4133160TARANTULA\タランチュラ
登録4157859ばーちゃるたれんと\バーチャルタレント\VIRTUALTALENT
登録4279757PRIVATEPHOTOCOLLECTION\プライベートフォトコレクション
登録4332176爆走トラック街道\ばくそうとらっくかいどう
登録4347145モンスターガーデン\monstergarden
登録4347146モンスターコロシアム\monstercolosseum
登録4347147モンスタースタジアム\monsterstadium
登録4347148モンスターアイランド\monsterisland
登録4349434ファイナルVer.\ファイナルヴァージョン
登録4371394爆走
登録4371395トラック街道
商願平11-099628TRICKSTAR\トリックスター

※「ガンサイト」「タコの八つぁん」「プライベートコレクション」はコナミの既出のゲームで存在するそうです。thanx: HIRO@様、まねっこ様

※「爆走トラック街道」は株式会社高尾が製作しているパチンコの機種名です。ただし、ソフト部分はコナミが製作しているようです(シェア的には相当なものがあります[コナミのプレスリリース])。また、コナミは「バーチャルシミュレーションパチンコドリーム」という実在メーカーのパチンコ台が登場するソフトを製作しています。thanx: ヘタレ二桁%ノック派様、HIRO@様、ぱちお様


■(番外編)先取り?
登録2365221はいぱーそーめん
登録4349588音落ちゲー\オトオチゲー
商願平08-129806CYBER・ENTERTAINMENT\サイバーエンタテイメント
商願平10-012546ステキバージョン
商願2000-044516eーAmusement\イーアミューズメント
商願2000-052186着ゲー\ちゃくゲー
「はいぱーそーめん」とか「ステキバージョン」って何なんでしょうか? ちょっと謎です。 "E-"系と「着」系は先を見据えてのことでしょうが、多分 「E電」と同じく誰にも使われずに終わることでしょう :-p。

※「はいぱーそーめん」「音落ちゲー」はコナミの既出のゲームで存在するそうです。thanx: まねっこ様、shun様、いまひ様、M@RU様、hidesk様、朝丘 夏雄様

※「ステキバージョン」はコナミ所属の声優であるあった國府田マリ子さんの曲の一つとして存在するそうです。thanx: にせホッシー様、B.ストライク様

※ 現在、國府田マリ子さんは KING RECORDに所属されているそうです。thanx: 千博様


■(番外編)コナミ
登録1473623-2小波\こなみ
登録4029922パンチDEゴルフ\パンチでゴルフ
登録4080059ときめきメモリー
登録4080060ときめきメモ
登録4080061ときめきメモランダム
登録4188525大波
登録4375966StayCool!
商願平11-077008MYGUITAR\マイギター
「小波」は分かりますが、きっちりと「大波」を押さえているところが面白いところ。なぜ「中波」を押さえない?:-p



上記の多くの単語はコナミ株式会社および各社の登録または登録中の商標です、念のため。
Listed words are registerd or registering trademarks of KONAMI CO.,LTD. ... by way of precaution :-p.


  事実は「ビジュアルノベル」よりも奇なり
July 26th, 2000 - 9:09

今、一部のパソコンゲームファンとコナミの間で "VJ" の商標登録をも凌駕する摩擦が起きている。


それがコナミによる「ビジュアルノベル」の商標登録の出願である。


「ビジュアルノベル」とは、パソコンゲームメーカーである Leafが製作したゲーム、「雫(しずく)」「痕(きずあと)」「To Heart」という一連の小説型ゲームのシリーズ名である。チュンソフトの「サウンドノベル」シリーズと同系統のゲームと言えば、分かる方は分かるであろう。


この商標登録の問題は、先の "VJ" の問題とは本質的には全く異なることを認識する必要がある。


先の "VJ" はコナミが製作した音楽ゲーム "beat mania" と非常によく似たゲームであり、コナミが所有する特許を侵害する恐れのあるゲームであった。また、コナミ側としては、是が非でも "VJ" の使用を差し止めたいという明らかな目的があり、その側面に置いては、コナミのこの行為は正当化することが、まだ可能であった。

ところが今回の場合、コナミにはこういった言い訳が全く通用しない。なぜなら、コナミはこれまでに同系統のゲームを製作した経歴がないからだ。


百歩譲って、「アドベンチャーゲーム」というジャンルがこの名称に該当するのかも知れない。この系統ではコナミは「スナッチャー」と「ポリスノーツ」という後世にも残る偉大なアドベンチャーゲームを発表している。

ちなみに「スナッチャー」には「サイバーパンク・アドベンチャー」、「ポリスノーツ」には「インタラクティブ・シネマ」という冠詞がコナミにより授けられている...、「ビジュアルノベル」ではなく...。

しかし、それがすなわち「ビジュアルノベル」という商標を取る根拠であるとすれば、詭弁としか言いようがない。


この行為により、先の "VJ" の商標登録に関する「言い訳」も成り立たなくなる。このような行為をしておいて、「知的財産権の尊重」とは呆れてものも言えない。これを「合法的なレイプ」と呼ばずに、他に何と呼べばよいのか? 法が許せば、他社のゲームや、それを愛するユーザの尊厳を踏みにじるのはお構いなしなのか?


ただし、救いがないわけではない。弁理士の石井様によると Leafの行動によっては、コナミのこの出願を覆すことが出来るというのだ。詳細は下記を参照頂きたい。

「ビジュアルノベル」商標出願問題について / 知的財産権を考えよう / 石井様
http://www.tennodai.com/ ‾yuich/ ?y/ visual.html


なお、本サイトでは、運動目的に次の1箇条を追加することに決定した。


6) コナミによる「VJ」関連、「ビジュアルノベル」、およびこれまでに他社が考案し、かつ市場に対して既知である名称の商標の出願を即刻取り下げる。また、今後、このような行為を行わないことを明示する。


厚顔無恥にも他社の考案した名称を商標出願をするコナミと、「ビジュアルノベル」を考案した Leafの今後の動向に注視したい。


  更新情報 / お詫び
July 26th, 2000 - 9:09

これまで2ヶ月もの間、更新が遅れてしまい、本当に申し訳ございませんでした。やっと更新を再開するに至りました。BBSやメールにて、沢山の励ましやお叱り、本当にありがとうございました。まだ完全復帰にはほど遠く、未整備の箇所もありますが、温かい目で見守っていただければ幸いです。


いい加減情報量が増えたため、1ページで済ませるのは酷になってきました。そこで、本更新にあわせ情報ページの構成を変更しました(具体的にはページを分けました)。詳細はサイト情報のサイトマップをご覧下さい。


俺様のご協力により、「パワプロ関連」のページを開設致しました。本運動とは直接的な関連はないのですが、間接的な問題として「独占化」による弊害が観察出来ます。特に N64版のパワプロの所有者には有益かと思われます。俺様のご協力、感謝いたします。


ポルナレフ様が行われていた署名運動の第1期が終了致しました。これまで署名にご協力頂いた方には、私からもお礼を申し上げます。ありがとうございました。ポルナレフ様、これまで本当にご苦労様でした。


ポルナレフ様の署名運動と入れ替わりになりますが、ナビゲーションリンクに弁理士の石井様が開設されている「知的財産権について考えよう」というサイトをリンク致しました。本運動目的の根幹とも言える「知的財産権」の扱いについて考える一助として下さい。


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