昨今のサイトはデザインばかりに懲りすぎ、見に来る方々の環境を無視しているところがあまりにも多すぎる。「Netscape x.xx以降で見てください」「Internet Explorer以外のブラウザではまともに表示されるか分かりません」など、自己の環境調査の怠りを見に来る人々に押しつけるとは何たることか。「フォントは最小でお願いします」などという指定を強要するなど言語道断である。
とはいえ、昔ながらのプレーンテキストのような味気ないサイトでは、ビデオの環境が良くなっている現代において、せっかく高いお金を出して構築した環境が勿体ない。
ということで、このサイトは以下の妥協点でページを作成している。
1) フレームは使わない
基本的にフレームはキライである。フレームは環境を選ぶし、無用なトラフィックを増大させる。また、ページ・ナビゲーションをフレームに頼るのは、そのページ・デザインが悪いだけに過ぎない。
その代わりといっては何だが、テーブルはムチャクチャ多用している(^^;。デザイン上の理由というのもあるのだが、1アーティクルを1テーブル(実際は内部で複数テーブルになっているのだが)で切ることによりページのローディングを高速にするためである(いわゆる Yahoo方式)。
2) ブラウザを(あまり)選別しない
Netscapeでも IEでも、どちらでもちゃんと見れるようにしている。HTML 3.2に準拠している[ハズ]なので、それらに準拠しているブラウザであれば見れると思う。一応、色つきテーブルをサポートしていればカラフルに見ることが出来るが、サポートしていなくても問題ないようにデザインしている。グラフィックスは GIF以外に JPEG(プログレッシブ含む)を利用しているため、見るのであればこれらをサポートしている必要があるが、文字が主体なので必須ではない。当然のことながら、日本語を扱うことの出来るブラウザしかサポートしていない。なお、確認は以下の環境で行っている。
Windows
Netscape Navigator 2.02, 4.07, 6.0b2(PR2)
Microsoft Internet Explorer 5.0
NetCapter 6.0x
Macintosh
Netscape Navigator 4.05
Microsoft Internet Explorer 5.0
Linux
Netscape Communicator 4.07
Lynx 2.8r2 on KON
Windows CE (NEC Mobile Gear II)
Microsoft Pocket Internet Explorer
なお、Netscape ver2だと JavaScript周りで不具合が出るため、トップページの下の方の表示が荒れる場合がある。気になる場合は JavaScriptをオフにするか、Netscapeのバージョンをあげる必要がある。
3) その他
クライアントサイドでコードの走るページは原則作成しない。つまり、Java, Plug-in(ShockWave, Flash, etc), ActiveX、その他の外部コンポーネント、プログラムは利用しない。JavaScriptはトップページ(index.htm)のカウンタで一部のみ利用しているが、その他では一切利用しない。
ビデオ環境はウインドウ内の表示領域の横幅が最低 488ピクセルあれば何とか表示可能である。申し訳ないが、現在のところ PDAのような小型モバイル端末は想定していない。
なお、著者は「迷枠撲滅委員会」の委員でもある。
迷枠撲滅委員会
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