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THERE'S SOMETHING AbouT MARY |
この映画を観終わった後でも、メリー/キャメロン・ディアスに恋をしない男がいるとしたら、その男は先天的あるいは後天的にオトコとしての重要なナニかに重大な欠陥を抱えているに違いない。
キャメロン・ディアス主演の話題の映画、「メリーに首ったけ(THERE'S SOMETHING AbouT MARY)」、初日に観に行って来た。
さえない高校生、テッド(ベン・スティラー)は、あることがきっかけで、最高にキュートでプリティで優しい学園のアイドル、メリー(キャメロン・ディアス)にプロム・パーティー(卒業パーティー)に誘われる。舞い上がるテッド。しかし、この人生最大にして最高のチャンスは悲劇的な結果で幕を閉じる。
あれから13年。テッドは未だにメリーのことを忘れることが出来なかった。メリーはプロム・パーティーの後、父親の仕事の関係でマイアミに移住し、その所在はようとして知れなかった。そんなテッドを見るに見かねた友人は、保険調査員のヒーリー(マット・ディロン)を紹介し、メリーの所在を突き止めることにしたのだった...。
命令する。
この映画、絶対に観ろ。
以上。
...で、話を終わらせもいいのだ。今回は。でも、まぁ、キャメロン・ディアスがメジャーになって、もっともっともっともっとオレの前に登場してくれるように、我慢して続けることにする(もっとも、キャメロン・ディアスがオレだけのために、生涯に渡ってその笑顔を見せてくれるなら、このアーティクルを削除し、以後彼女の名前は公には口に出さない。もうオレだけのモンだから)。
とにかく、こんなに笑ったのは何年ぶりだろう。2時間という時間の短さが、こんなに愛おしく思ったことは初めてだ。決して万人向けの映画ではないが、ソノテの笑いに抵抗がない方々には、★百個のオススメ度である。
キスどころか、まだ手も繋いだことのないウブ(死語)な中高生カップルが、最初のデートでこの映画を選んだとしたら、これほど不幸なこともないだろう。もっとも、R指定だから中高生は観に行けないのだが...。この映画はそんじゃそこらのラブ・コメディーとはひと味どころか何百味も違う。最強に下品で、最高にバカバカしく、品格を疑う下ネタギャグ満載。動物虐待に加え人権無視も甚だしい。ここまで低俗な映画も珍しい(ちゅーか、これ以外に他にあるのか?)。メディアはこれをラブコメというジャンルとして扱っているようだが、大体において、これはラブコメなんだろうか?
キャリアを気にするマトモな監督なら裸足で逃げ出すような脚本をモノともせずに、この映画の監督はそれらを見事に描ききった(もっとも脚本を書いたのも彼らなのだが)。はっきり言ってグレイトだ。監督は史上最高にくだらないという最強の栄誉(?)を受けた映画「ジム・キャリーはミスター・ダマー」を創ったピーター&ボビー・ファレリー兄弟。この兄弟の手腕は凄い。
通常、下ネタに走る場合、ある線を越えるとみんなが苦笑して一段落、という感じになる。が、この監督にはその線が常人とは違う所に引かれているらしい(そんな線なんか無いのかも知れない)。ちょっと擦りむいたケガに、塩やら練りガラシ、ラー油にワサビにポン酢をタップリとすり込み、全治数ヶ月の大ケガに仕立て上げる。この映画に登場した俳優は、「この映画に出演する」というちょっとした「ケガ」を、ファレリー兄弟の類い希なる処置により、「己のキャリアに問題を抱える」という「致命傷」にまで広げられた。ベン・スティラーは、今後、ジェネレーションXを描いたクールな映画「リアリティ・バイツ」の監督/出演者ではなく、xxxにxxxした哀れな俳優として、後世にまで語り継がれるであろう。
この映画を観に行く前の、たった一つの前提条件。それは、この映画が腹がヨジれるほどオカしいコメディー映画であり、かつ、今世紀最後にして最高の低俗下系映画であるということを認識しておくことだ。冗談の通じない女の子とこの映画を観に行った日には、末代までキミの品格が疑われ続けることを保証しよう。"You've got M@il"を観るつもりが、間違えてこの映画を観たら、それはもうご愁傷様であるとしか言いようがない。
そうそう、パンフを買うなら観終わった後。お約束である。
[参考]
official sites
http://www.aboutmary.com/
http://www.aboutmary.com /production /diaz.html
http://www.clean-pipes.com/
劇中、ちゃんとヒアリングしてると、このサイト名と同じセリフが聞ける。意味は...恐ろしいサイト名だ(^_^;。
IMDb - The Internet Movie Database
There's Something About Mary
http://uk.imdb.com /Title ?There%27s +Something +About +Mary +(1998)
Cameron Diaz
http://uk.imdb.com /Name ?Diaz, +Cameron
Dumb & Dumber
http://uk.imdb.com /Title ?Dumb +%26 +Dumber +(1994)
Film.com
There's Something About Mary
http://www.film.com /reviews /rev_coming /previews /1998 /10706/
Yahoo!
Cameron Diaz
http://dir.yahoo.com /Entertainment /Actors_and_Actresses /Diaz__Cameron/
http://search.yahoo.co.jp /bin /search ?p=Cameron +Diaz
Cameron Diaz Home(日本語; 非公式サイト)
http://www.iris.dti.ne.jp /‾onuuta /cameron_diaz /home.html
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THERE'S SOMETHING AbouT MARY
directed by Peter & Bobby Farrelly |
以上、前フリ終わり。あー、疲れた。以下、本題。
くぅ〜〜〜〜、キャメロン・ディアス!!! 可愛すぎだぜ、アンタ! その可愛さ、罪だよ、ハッキリ言って。
どんなにくだらない、低俗な、下品なギャグも、キャメロン・ディアスと一緒なら、もうぜんぶぜんぶハッピーさぁ〜。
この映画は、キャメロンさまの、キャメロンさまによる、キャメロンさまのためだけの映画さ。それ以外の登場人物は、全て抹殺しても可。オレが許す。とりあえず、後、数十回位は劇場に足を運んで、ビデオを観賞用と保存用、あと死んだときの埋葬用に買う。これはデフォルトだ。
「ビートル・ジュース」で出会ってから、長いことオレの心の恋人だったウィノナさまには申し訳ないが、その指定席には今度からキャメロンさまが座ることになるからゴメンナサイだ。キミのことは忘れないゼ!
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