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ゲームって無理してまでやる必要あるんでし...


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  ゲームって無理してまでやる必要あるんでしょうか? するた 2001/02/19 00:01:07 
  多分こういう感想を抱かれる方がいるという... むらたけん@BK管理人 2001/02/19 04:23:48 
   └(つづき) むらたけん@BK管理人 2001/02/19 04:24:31 

  ゲームって無理してまでやる必要あるんでしょうか? するた 2001/02/19 00:01:07  ツリーへ

ゲームって無理してまでやる必要あるんでしょうか? 返事を書く
するた 2001/02/19 00:01:07
TOPぺーじのむらたけんさんの「ゲームにしがみつく理由を探すのも難しくなってきました」を見て思ったのですが、なぜむらたけんさんは日本製のゲームにしがみつこうとしているのでしょうか?

「ゲーム」といってもやはり遊びという一つの道具であり、また遊ぶための手段であると自分は考えています。

もし、むらたけんさんが『「洋ゲー」に完全にシフトしてしま』ったのならもうそれでいいんじゃないでしょうか?

楽しくないもの、楽しめないものに無理をして理由を求めることもないと思います。

  多分こういう感想を抱かれる方がいるという... むらたけん@BK管理人 2001/02/19 04:23:48  ツリーへ

Re: ゲームって無理してまでやる必要あるんでしょうか? 返事を書く
むらたけん@BK管理人 2001/02/19 04:23:48
多分こういう感想を抱かれる方がいるということは

予期しておりました(^_^;。

これを説明するために、少し個人的なことを書きます(一応、アレも個人的でしたが)。
# 本当はメールでのやり取りの方が良かったのかも知れませんが、
# メアドが記されていなかったので、恥ずかしながらここで吐露します。

※ 長文乱文ご容赦の程を(^^;。


私は日本のゲームをプレーして育ちました。
インベーダー...までは遡りませんが、
幼少の頃からナムコのラリーXや日物のクレージークライマー、セガのペンゴ、
もちろんフロッガーやスクランブル、ロックンロープといったコナミのゲームも含めて、
日本のゲームに触れ、親しみ、そしてたくさん感動してきました。

少し歳を重ねた後、私は PCゲーム(PC88)の世界に移りました。
ファルコムのドラスレ、T&Eのハイドライド、ENIXのポートピア、スクウェアの WILL、
そしてもちろん、コナミのスナッチャーにも深い感銘を受けました。

...スナッチャー。思えば、このゲームは偉大でした。
私はゲームの他に映画も好きなのですが、観るのは洋画がほとんどでした。
邦画を小馬鹿にし、日本の映画に失望していた頃、私の目の前に「それ」は現れました。
スナッチャー...。ハッキリ言って感動しました。

「この物語を欺まんに満ちた世界で闘う、全ての『サイバー・パンカー』に捧げる」

オープニングの前に表示される、このメッセージだけで、もう私の心は鷲掴み。
メタルギアmk2の茶目っ気、ジェミーが魅せる大人の魅力、漢ランダム・ハジル。
プレーヤーであるギリアン・シードの二枚目半の性格設定の素晴らしさと言ったらありません。
そして、彼らを引き立てるストーリー展開、演出の数々...。
実に映画的な内容にも関わらず、自分が参加することによって映画とは違う次元の興奮が味わえる。
ホントにスゴイと思いました。日本にはこんなに誇れるものがあるではないか!、と。

でも、今の私は洋ゲーに比重を移しています。何故か?
昔、日本のゲームで味わえたような感動が、今、この歳になっても洋ゲーでは味わえるからです。
そこには新たな驚きが、思わぬ趣向が、意外な筋道が、用意周到に張り巡らされています。
そして斬新なルールでプレーヤーを出迎えてくれます。
プレーヤーを如何に楽しませるか? 如何にその世界の住民にさせるか? 如何に驚かせるか?
そこには日本のゲームが失ってしまった「何か」が残っているような気がしてなりません。
# まぁ、私が日本のゲームに慣れすぎた(^^;というのもあるのかも知れません。

(つづく)

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むらたけん@BK管理人
http://www.asahi-net.or.jp/~yy2k-mrt/boycott_konami/

   └(つづき) むらたけん@BK管理人 2001/02/19 04:24:31  ツリーへ

Re: 多分こういう感想を抱かれる方がいるという... 返事を書く
むらたけん@BK管理人 2001/02/19 04:24:31
(つづき)

日本が必要以上に縛られたルールの上でしかゲームを製作出来ないとすれば、
日本が必要以上に縛られたルールの上でしかゲームをプレー出来ないとすれば、
次に失うものは一体何なのか? 未来を想像するだけで身震いします。
こういったルールがもたらす閉塞感によって失われるもの、それは「ゲームそのもの」です。
大げさ? 本当に大げさだと思いますか?
ゲームから離れてしまった人々からは、既にゲームは「失われている」のです。
それは明日の自分の姿かも知れません。


するたさんの仰るように、確かにゲームは「遊び」に過ぎません。
たかが「遊び」ではないか...。


でも、私にとっては、
− そして多分、ゲームを愛する多くの人に取っても −
されど、「遊び」なんです。


「コナミをボイコットする」という運動は、
コナミという会社を潰すために行っている訳ではありません。
コナミによる他社への圧力を抜き、業界から閉塞感を生み出すルールを無くし、
自由な発想の元でゲームが製作出来る環境になって欲しい、
それが「ボイコット・コナミ」あるいは「P573」という運動の趣旨であり目的です。
閉塞とは逆、つまり解放。これこそが新しいゲームを生み出す活力なのです。


洋ゲーにシフトしてはいますが、完全に日本のゲームを諦めたわけでもありません。
私も一応日本人の端くれなので、一端のナショナリズムは適当に持ち合わせています(^^;。

あの頃...というと、いつかという疑問もあるでしょうが(^^;、
ゲーム製作者にとっても、プレーヤーにとっても、至福の時代であった「あの頃」に戻れる事を期待して...。


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むらたけん@BK管理人
http://www.asahi-net.or.jp/~yy2k-mrt/boycott_konami/

# なお、今は邦画も大好き野郎です(^^;。


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The left banner of P573 is JMFI/Primary and the right is MUSIC-NET/Mirror.

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