what's talking about? / むらたけんonline
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#67 / April, 2000
 
 boycott for our future ↑
このアーティクルへの直リンクApril 22nd ,2000 - 16:25 (updated: Apr.23)↓


ゲーマーの未来を挫く悪徳メーカー、コナミをボイコットせよ! DDRにコインを投入するな! コナミ製ソフトを購入するな! コナミの悪しき行為に対する伝聞を広げ、我らゲーマーの将来を守るのだ!


スクウェアの PS2用の待望の新作劇空間プロ野球の販売日が確定しないらしい。

実在のプロ野球を扱った野球ゲームは日本野球機構にライセンスを受ける必要がある。しかし、今年4月1日より、このライセンスの交付権がコナミに移った。これは日本野球機構の大手スポンサーとなったコナミが、日本野球機構よりゲームに関するライセンスの交付権−「肖像権独占使用契約」の独占契約を結んだからである(日本野球機構からこれを申し出たのか、またはコナミがこれを要求したのか、経緯は不明である)。 これにより、プロ野球を題材にしたゲームを製作するデベロッパーは日本野球機構ではなく、今度は「同業者」であるコナミからライセンスを受けなければならなくなってしまったのだ −しかも、向こう3年間である!

コナミはご存じの通り、実況パワフルプロ野球(パワプロ)のデベロッパーでもある。つまり、この「パワプロ」(または、その他のゲーム)の売れ行きを左右するような他社の野球ゲームの販売を完全にコントロール出来る「力」を持つことになったのだ。この懸念はコナミがライセンス交付権を取得することが判明した時点であちこちで囁かれていたことだったが、いきなりコナミはスクウェアに対してこの「力」を行使したのだ。


最近のコナミは良質なソフトを多く輩出しており、ゲーマーとしては非常に強い味方だが、こと、このような他社を潰し、ゲーマーの未来を挫くような行為も、最近、とみに多い。今回の件や、VJの件(下記参考)など、目に余ることが多すぎる。ゲーム(に限らず遊び全般とも言えるが)は自由な発想があってこそ発展・発達し、そして進化する。小さくとも新しいルールの追加を繰り返すことにより、全く新しいゲームが生まれていく。カプコンが「ストリートファイター」の権利を主張していたら、「バーチャファイター」や「パンチマニア−北斗の拳」は生まれていただろうか? そもそもアイレムが「空手道」の権利を主張していたら、「ストリートファイター」すら生まれなかったはずだ。ゲームの未来はそこで停止するからだ。

この自由な発想を「出せなくなる」環境を築こうとしているのが、他ならぬ先進的なメーカー、コナミなのだ。我々ゲーマーは今こそ決断する時だ。このままでは我々の未来が危ない。


ゲーマーの未来を挫く悪徳メーカー、
コナミをボイコットせよ!

DDRにコインを投入するな!
コナミ製ソフトを購入するな!
コナミの悪しき行為に対する伝聞を広げ、
我らゲーマーの将来を守るのだ!


なお、本サイトでは専用のページを設け、このキャンペーンを広げていく。



Boycott KONAMI for OUR -Gamers- FUTURE!!
コナミをボイコットせよ、我らゲーマーの未来のために!!




[参考]
what's talking about? / むらたけんonline
killing descendants means ... / June 11st ,1999
w199906.htm #19990611
コナミがジャレコの VJを訴えたことついて書いたアーティクル
hot war / August 21st
w199908.htm #19990821
コナミとジャレコの泥沼合戦について書いたアーティクル

4月23日追加
G-NEXT
スクウェア『劇空間プロ野球』,発売日未定にはこんな事情が... / NEWS - 2000年3月25日
http://www.g-next.com/ news/ 2000_03/ 25_ps2_02.html
注目の野球ゲーム『劇空間プロ野球』の発売日が決定か!? / NEWS - 2000年4月7日
http://www.g-next.com/ news/ 2000_04/ 07_ps2_01.html

mindwareutada hikaru / Wait & See 〜リスク〜

 a bit like "JAIAN" ↑
このアーティクルへの直リンクApril 21st ,2000 - 11:29 ↓


藤子・F・不二雄の最高傑作ドラえもんに登場するキャラクターは、いずれも日本の個々のレベルに登場する団体や個人のメタ・キャラクターを網羅しており、実に示唆に富んでいる。対人関係などでトラブルが発生した際、ドラえもんに頼るのび太くんが如何にしてその問題を解決するのかをつぶさに観察することにより、現実問題の 80%の解答が導き出されると言われている。

そんな「ドラえもん」に登場する1キャラクターの中で、子供クラスの最強キャラクター、ジャイアン。彼はいくつもの素晴らしい哲学を幼少の我々に教えてくれたが、その中で最も優れている哲学に万人の異論はない。


お前のモノはオレのモノ
オレのモノはオレのモノ


「ドラえもん」世代の人々はこのメッセージより、心理学を学ぶよりも先に、人の持つ「エゴ」の素敵な側面を体得してきた。そして、藤子・F・不二雄が亡くなった現在でも、この哲学はコロコロコミックとテレビ朝日により伝承され続けている。つまり、ある世代より先、この哲学は一般教養であり、そして常識なのだ。


しかし悲しむべきことは、この偉大な哲学が、メリケンが 1945年に日本に押しつけた「日本国憲法」よりも後に生まれてしまったことにある。そのメリケンの置き土産に苦しめられている企業(学校)が、ここにまた一社、スケープゴートとしてさらし者にされている。


マイクロソフトら3社、司法試験予備校に対し1億1400万円の違法コピー損害賠償を提起 / ASCII24
http://www.ascii.co.jp/ ascii24/ call.cgi? file =issue/ 2000/ 0419/ topi02.html


この学院の院長はどう見ても、我ら「ドラえもん」世代ではない。つまり、彼のこの行動は我々にとっては一般常識であるが、彼ら世代の哲学−自分の身を(特攻隊とかで)犠牲にしてでも仲間を助ける−の拠り所となっているのらくろとは相容れない。

しかし彼は、この困難な己の哲学のパラダイムシフトを見事に成し遂げてみせた。よって、彼の学院では他社の著作権物であるソフトウェアを、彼の新たな −我々に取っては至極当然な− 哲学により大量に無断コピー(お前のモノはオレのモノ)し、彼らの著作物にはシッカリと不許複製(オレのモノはオレのモノ)を刻印した。彼の経営する法律学校は、ジャイアンの哲学を学際的に取得するための、まさに現代が誇る偉大な教育機関の一つなのだ。


そんな素晴らしい教育機関が、こともあろうに司法省から訴えられて敗訴したがごとき会社に有らぬ文句を付けられるとは、なんたることか。彼ら全学生と教員の知恵を振り絞り、この日本の異常な現状を打破していただきたい。


[参考]
当事者のコメント
東京地裁、司法資格試験予備校に対して証拠保全 - BSA メンバー会社、組織的違法コピー申し立て / ニュースリリース / Business Software Alliance (BSA)
http://www.bsa.or.jp/ news/ 1999/ 990520.htm

ニュースリリース(オピニオン) / D'z LEC (東京リーガルマインド)
http://www.lec-jp.com/ opinion.html

ニュースリリース
法律学校のあきれた著作権意識 - 米MSなど3社が著作権侵害で東京リーガルマインドを提訴 / ZDNN
http://www.zdnet.co.jp/ news/ 0004/ 19/ bsa.html

米MSなど3社、企業内違法コピーで法律受験予備校を提訴 / BizTech News
http://biztech.nikkeibp.co.jp/ wcs/ show/ leaf ?CID= onair/ biztech/ speed/ 100046/

Appleら3社、ソフトの不正コピーで東京リーガルマインドを提訴 / PC Watch
http://www.watch.impress.co.jp/ pc/ docs/ article/ 20000419/ bsa.htm

ドラえもん
ドラえもんワールド
http://www.fujiko-pro.co.jp/

バーチャルコロコロ / コロコロコミック
http://www.coro.shogakukan.co.jp/ corocoro/

mindwareutada hikaru / Wait & See 〜リスク〜

 bubbling .com ↑
このアーティクルへの直リンクApril 20th ,2000 - 15:49 ↓


個人的なことで大変に恐縮だが(もっとも、このwebページは至極個人的な立場でしかモノを書いていないが(^^;)、会社を辞めた。 ま、理由は色々とあったのだが、今は全く持って自由な存在なのだ。会社を辞めて2、3日は絶妙な不安感に苛まされるような気持ちに陥るのだが、1、2週間が経過する頃には、危険なことにこれがごく一般的な普通の感覚になってしまうのが微妙に気持ちよい。

メリケンのバブル状態がハジけそうっぽくて、適当に右肩上がりを見せ始めた日本の景気が、これによってフォークボールのごとくな可能性がバツグンになったわけだが、この間、プーな友達に誘われて行ったハローワークでコンピュータ業界をチェックすると、程々の適当な景気のようなので、ニューエコノミーな属性だった自分の職種に多少なりとも安堵感を感じる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか、みたいな。

メリケンのバブルって言えば、ゴム菓子兄弟じゃなくて、異常なまでの高株価なわけだが、いろんな経済学者が「これはバブルではナイ」とかほざいていた時期があった(いや、今もほざいているかも知れない)。これがいわゆるニューエコノミーだ。ま、オレは経済には明るくないけど、アメリカのちょっと前までの状況は、日本のバブル絶頂期の浮かれた状況に酷似しているわけで、どーみてもパチンと割れちゃうのは時間の問題。しかも、個人の資産運用まで株に入れ込んじゃうモンだから、コレがはじけた時の消費傾向の落ち込みは考えるだけで恐ろしい。バブル時の日本でも小銭持ちな個人が土地を買っちゃって、後で損している状況と同じだね。もっとも土地はいくら損したとしても最終的に地主には踏み止まれるけど、株の証券の場合は固すぎて鼻紙にもならない。

今、日本でもネットな証券会社が雨後の竹の子だけど、誰にも刈り取られずに腐り始めるのはいつ頃からだろうか? アメリカのバブルに嫌気がさしたグローバルな無駄銭を、しっかりと取り込めれば、日本もメリケンと同じバブルの美味しさを味わうことが出来るはずなのだが、みんな適当に学習しているから、みんな適当に株価が上がったら、我先にと売り抜けようとするんだろうな、やっぱり。それじゃ、バブルにはならんな。

# いや、今の日本の株高な状況は、りっぱなミニ・バブルなのかも。

メリケンのバブルの根元がコンピュータやネット業界をはじめとするドット・コム株なわけだから、ニューエコノミーなはずの属性とか言って、ハローワークで浮かれているヒマは、実はないんだけどね。ちゅーか、ニューエコノミーっていう存在自体がバブリーの上で成り立っている存在だし。

先にジュピターテレコムと合併をすると発表したタイタスがM$に買い取られちゃうし、M$と一緒に撃沈しないように、がむばってください > 某。 ドット・コムの上で成り立つご商売と、司法省に負けたM$。 どっちもヤバいしね。

でも、日本の会社がドット・コム(例えばプレイステーション・ドット・コムみたいな)で浮かれるのは、日本のナショナリズムの無さを反映していて、右翼の方々が街宣車でがなり立てるのも無理はない。日本のドメイン、


.jp (ドット・ジェーピー)


にもっと愛着を持てっちゅーの、みたいな。

mindwareutada hikaru / Wait & See 〜リスク〜

 thanx a lot ↑
このアーティクルへの直リンクApril 20th ,2000 - 14:52 ↓


あー、ありがたいことに知らないウチに 10,000ヒットなんちゅーカウントに行ってしまいました。しかも、更新が遅れに遅れている中で、、、(^_^;;;。

ホント、もうみなさまには感謝感激です。


# BBSを見てる人はオレをウソツキ呼ばわりして良いです。約束を守らないのはいつものこととはいえ...。
mindwareHornet MODS vol.2 - Disc 2

 WashingtonS ↑
このアーティクルへの直リンクApril 9th ,2000 - 23:58 ↓


デンゼル・ワシントン2作。観に行く時の指標にどうぞ。いずれも先行で行って来ました。4月15日(土)より本公開です。

マーシャル・ロー "The Siege":

ニューヨークがイスラムの過激派によりテロ行為に曝される。FBIの必死の捜査にも関わらず拡大していくテロ活動。その時、大統領が下した判断は「マーシャル・ロー」の発令だった...。

「マーシャル・ロー」とは戒厳令のこと。テロリズムに翻弄されるニューヨークを舞台に、FBI、CIA、軍の三つどもえを軸にテロの恐怖、権力中枢のあり方、そして人種間の対立が描かれる社会派ドラマ。

うーむ、こういうのが面白い人には面白い映画なのかも知れない。権力(FBI,CIA,軍)の対立や人種間の対立、テロリズムの恐ろしさなど、それこそ興味深い要素は沢山あるのだが、いまいち乗りきれないのはなぜだろう? 1年位前に上映されていたら、もちっとタイムリーな映画になったはずだったのだが、「なぜ今頃?」「なぜ今更?」的な内容感は、やはり否めないか? 何となくやる気のなさそうなブルース・ウイリスが、それを如実に体現しているのが唯一の見所か?(^_^;

[] ★★ / [IMDb] 6.1


ボーン・コレクター "The Bone Collector":

捜査中の事故により、首から下、全身不随となってしまった天才捜査官が新米の警察官と猟奇的な連続殺人鬼を追うサイコ・スリラー。

デンゼル・ワシントン演じるは全身不随の天才捜査官、リンカーン・ライム。演技のほとんどがベッドの上という非常に難しい役所を、非常にワシントンらしく、今回もそつなく演じている。相手役の新米警察官、アメリア・ドナヒーを演じるのは、先日のアカデミー賞助演女優賞を受賞したことでも記憶に新しいアンジェリーナ・ジェリー。

「異色のコンビ」という意味では、この映画は「羊たちの沈黙」を「沈黙」させるだけのパワーを持っている、、、はずだった。 実に惜しい。 この映画の最大のミステイクは恐らくキャスティングにあると思われる。ワシントンは非常に素晴らしい役者ではあるが、警官や軍人などの役所を演じ過ぎで、(今回のような奇異な役所であったとしても)新鮮味に欠ける。ジェリーはワシントンのパワーには釣り合わない。オマケに話のスジ的にも、犯行が猟奇的な割に...で、ある。 この当たり前の終わり方はいったい何なんだろうか?(ちゅーか、オレがひねくれているだけなのか、もしかして?(^^;)

この映画も「羊たちの沈黙」を「沈黙」させることは出来なかった。恐るべし、レクター博士(アンソニー・ホプキンス)+クラリス・スターリング(ジョディ・フォスター)。
[] ★★★ / [IMDb] 6.3


両作品を観てつくづく思うのは、「エー加減、こーゆーデンゼル・ワシントンを観るのは、もーアキタ」っちゅーことです。そろそろ、ちゃんとした汚れ役をやって欲しいところ。


[参考]
IMDb - The Internet Movie Database
Denzel Washington
http://us.imdb.com/ Name ?Washington, +Denzel

mindwareモーニング娘。 / Love Machine
Misia / つつみ込むように

info scoring ↑
このアーティクルへの直リンクApril 9th ,2000 - 5:30 ↓


心機一転!、、、とか、そういったような心境の変化とはあんまり関係ないのですが、とりあえず映画のご紹介をする際に、今度から小生意気にもオススメ度なんぞ表示しようかと考えちょります。実は前からやってみたかったのだ。見方は以下の通り。


むらたけんの映画とかのオススメ度の見方
[む] ★★★☆

5点満点で評価
★=1点 / ☆=0.5点

上の例の場合、オススメ度は 3.5点っちゅーことです。

なお、自分の性格を推測するに、稀に5点を突破することや、たまに0点を下回る場合も、多分に考えられます。そこらへんはテキトーにさっ引いて解釈して下さい。

IMDb(Internet Movie Database)の user ratingが存在すれば、それも合わせて表記します(IMDbの評価はそのアーティクルが書かれた時点での評価となります。IMDbの評価は 10点満点)。 オレ様のオススメ度が信用できないようなフザけたヤツは、ソッチの評価を基準にしても良いです、ハイ。

mindwareMisia / つつみ込むように

 I am back! ↑
このアーティクルへの直リンクApril 8th ,2000 - 23:58 ↓


えー、長きに渡る沈黙を経て、やっとこさ復活させるに至りましたパチパチパチ。ま、事情は追々語るとして、とりあえず、みなさまの脳髄をちーとでも刺激できたり、安らぎを与えられたり、感嘆させたり、あるいは怒りのはけ口(または怒りの元(^_^;)とでもなれば、作者冥利に尽きるっちゅーモンです、ハイ。 ま、またお気楽にお付き合いくだされば、これ幸いです。

# 4月の1週目で復帰とか言っておきながら、2週目に復帰するなんざ、実にオレらしい。

mindware(=その時の心の友)を復活!(^^;↓
mindwareMisia / つつみ込むように

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