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#66 / January, 2000
 
 apologize  ↑
January 8th ,2000 - 4:48 ↓


あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

...って、4ヶ月も更新を放ったらかしにしておいて吐くセリフではありませんが(^_^;。

大変に申し訳ありませんが、もうしばらくは開店休業状態が続くかと思います。本格復帰は2月終わり頃...となる予定です。もちろん予定は未定なんですが。



一応、ここ最近触れた映画について簡単にご紹介。なお、リンク先はお馴染みの IMDb 、user ratingは 2000/1/5-1:52am現在のものです。


地雷を踏んだらサヨウナラ:
一ノ瀬泰造という従軍カメラマンの最後を追ったノン・フィクション映画。タイトルである「地雷を踏んだらサヨウナラ」とは、泰造が友人に送った最後の手紙に記されていた結びの言葉。1972年から73年までの間、ベトナム戦争をフィルムに捉え続け、解放軍の聖域であるアンコールワットを目指す途中で消息を絶つ。1982年に両親により死亡が確認された。享年26歳。
泰造役に浅野忠信。今までに浅野の映画は数多く観てきたが、今回のような「前のめり」な「暖かみ」のある役柄は初めてみるような気がする。何とも考えさせられる映画である。短い人生だが、多分、人生をこんな風に生きれたら最高に幸せなんだろうと思う。

GTO:
反町隆史演じる鬼塚英吉なる非常識教師が暴れまくる学園物ドラマ、GTOの劇場版。...うわ、最悪だ、これは...。テレビ版では小さい範囲で大暴れするので鬼塚というキャラが大きく引き立つのだが、映画だと変にスケールをデカクしようとしたためか(それでも普通の映画と比べればスケールはエラク小さいのだが)、鬼塚というキャラが小さく見えてしまう。更に時間が短いために、生徒が鬼塚を慕う過程が不透明で異様に不自然。...何とも詰まらない映画に仕上がってしまった(それにしてもここまで酷いとは...)。総じて出演者の演技のダメ加減が目立ち過ぎる。反町のキャラは滑るは(ま、彼はテレビとほとんど変わらない演技なのだが)、田中麗奈の無表情加減は酷いは、藤原紀香のオーバーアクションは鼻につきすぎるはで、かなり最悪である。西村雅彦や戸田恵子、梶原善、白井晃、伊藤俊人(三谷系が多いな(^_^;)、田口浩正、上田耕一といったあまりにも美味しいバイプレーヤーがウジャウジャいるのに、これが全然活かされてなくホントに勿体ない。多分、去年の中で公開された映画の中では一番観る価値のない映画だろう。

ブレア・ウィッチ・プロジェクト
ドキュメンタリー(?)映画。昨年度の大穴でした。このフィルムがどういう意図で撮影されたフィルムなのか? ブレア・ウィッチ(ブレアの森の魔女)の伝説って何なの?など、全体の話が分からないと、多分全く訳の分からない映画です。観に行く前に「ブレア・ウィッチ・プロジェクト完全調書」(本)か、「ブレア・ウィッチの真実」(大鶴義丹出演のテレ東の特集番組、多分似たようなビデオが無料レンタル出来るはず)、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」(webサイト)でお勉強すべし。入り込めた人ほど恐怖感倍増。
[IMDb user rating: 7.1]

エンド・オブ・デイズ
良きに付け悪しきに付け、シュワルツェネッガーな世紀末的終焉映画。敵役のガブリエル・バーンの方がステキ。この映画、1999年中に観に行かないとダメかも。個人的にシュワルツェネッガーはそこそこ好きなんで、自分はそこそこ観れましたけど、周りからはあんまりいい評判は聞きません(バーンの名演がなかったら、自分も最悪の評価に終わっていたはず)。国内の損失(^^;を海外に頼るシュワちゃんですが、この戦法もそろそろ息切れかも。現在の名声がおかしなことになる前に公人として立候補して、議員とか州知事にでもなった方が無難ですな、この人は。ちなみにウワサのT3(後T4も同時撮影らしい)はキャメロンが監督をしなければ、シュワちゃんも出演しません。
[IMDb user rating: 5.6]

ファイト・クラブ
デビット・フィンチャー監督、エドワート・ノートン、ブラッド・ピット主演の暴力賛美/推奨映画(^_^;。見方によっては、何ともSMちっくな映画なのかも知れない。話の展開的には「シックス・センス」並の驚きがあるかも。でも、これは明らかに観る人を選びますね。何でも男と女だと観後の感想が相当に違うとか。。。ストーリーはともかく、フィンチャーの独特の陰のある絵はこの映画でも健在です。かなり好き。12モンキーズ以来のピットの久々の名(迷)演も良いですが、この映画の華はやっぱりノートン。 そうそう、この映画上映後、全米各地にファイト・クラブもどきがポコポコと作られたんだそうな。
[IMDb user rating: 8.6]

シックス・センス
これも本年度の大穴か? ブルース・ウィリス主演のオカルトスリラー...の皮をかぶったxxx映画。最初のウィリスのコメントは失笑ものかと思いきや、最後の最後でこの意味を知る珍しい映画でした。観てない人は観るべし!
[IMDb user rating: 8.7]

マトリックス
...はぁ。もう言うことありません。キアヌ・リーブス、ローレンス・フィッシュバーン、キャリー・アン・モス、ヒューゴ・ウェービングらが大暴れするサイバーパンク映画。劇場には5回、足を運びました(これまでの自分の最高回数 - 多分、また増える)。DVDは絶対に買う。もう、惚れまくりです。この偉大な映画を生み出したウォシャウスキー兄弟にはオスカーが贈られるべきです。- Unfortunately, no one can be told what the Matrix is. You have to see it for yourself. - つーことで、モーフィアスがこう言っているんだから観ろ、絶対。 多分、今年くらいから2作目と3作目が同時クランクインのはず。期待を裏切らないでくれ。
[IMDb user rating: 8.6]
 
 
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