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#57 / January, 1999
 
info features are updated ↑
January 31st ,1999 - 23:59 ↓


[features]をアップデートしました。あぁ、愛しのキャメロンさま〜(*^_^*)

そうそう、恒例の隠しaboutも更新したので、ヒマな人は探してみてね。ホントの aboutが更新されるのはいつのことやら。。。(^^;
 
 
 THERE'S SOMETHING AbouT... ↑
January 31st ,1999 - 23:58 ↓


今月は更新終わりと宣言したはずなのに。。。(-_-;


休日出勤の仕事の帰りに映画を2本観てきた。1本は「キャメロン・ディアス、オレと結婚してくれ!」...(^_^;じゃなくて「メ。これはもちろん [features]で取り上げる。ここではもう1本の映画を取り上げよう。


...44歳? サバ読んでんの?(逆に) アンタの辞書には衰えという単語は載っていないの?...と思わずにはいられない健在ぶりを見せつけてくれたのは、ご存じ我らがアジアの雄、ジャッキー・チェン。そんなジャッキーとコンビを組むのは、口から先に生まれたとしか思えない、恐ろしく口の達者なスタンダップ・コメディー出身の黒人俳優、クリス・タッカー。アメリカ文化の中ではマイノリティーに属する彼らが主役という前代未聞のアクション・コメディー映画、それがラッシュアワーだ。


アメリカにある中国領事官の娘が誘拐された。FBIは捜査を開始するが、自分の娘をなんとしても助け出したい領事官は一人の優秀な捜査官、リー(ジャッキー・チェン)を香港から呼び寄せた。ところが、FBIは自分たちの縄張りを荒らされるのが面白くない。間違って死なれでもしたら国際問題にもなりかねない。そこで、FBIはロサンゼルス警察に、リーの「お守り」を要請し、観光旅行をさせるように依頼する。それが、ちょうど不祥事を起こして停職になりかけたカーター刑事(クリス・タッカー)の次の仕事だった。


この映画の面白いところは、主人公に、どちらもマイノリティーで、しかも組織の言うことを聞かない連中をあてがったところにある(リーは領事官には忠実だが FBIには面倒を掛ける)。ストーリーとしてはそこそこなのだが、この設定のおかげで、この映画は2人組刑事コンビ映画とは違う様相を呈している(止める人間がいないので突っ走るしかない(^_^;)。

まぁでも、この映画の見所はやっぱりジャッキーでしょ。相変わらずスタントなしで、全部、自分でこなしちゃうんだから、ホントに驚きだ。今回はクリス・タッカーがベラベラベラベラ喋るので、ジャッキーのアクションは押さえ気味。たぶん、この映画の物足りなさはそこから来るのかも知れない。アクション俳優、ジェット・リー(リー・リンチェイ−「リーサル・ウェポン4」の悪役)が後ろに迫りつつある中、ジャッキーのアクションをもっと全面に押し出しても良かったのでは?と思う、勿体ない映画であった。


でも、この映画を観終わったら、昔のジャッキー映画が無性に観たくなってきた(^^;。レンタル行ってこよ。


[参考]

IMDb - The Internet Movie Database
Rush Hour
http://uk.imdb.com/ Title? Rush +Hour +(1998)
 
 
 **3 ↑
January 28th ,1999 - 2:27 ↓


...今月は更新終わりとか言っておきながら(^_^;やらねーって明言したとたんにやりたくなる性格なんだな、コレが

CobaltQubeの実物を見てきました。場所は秋葉のぷらっとホーム。いやぁ、コレは物欲をそそるわ。


CobaltQubeというのは Web,Mail,DNS,FTP,SMBなどの Internet/Intranet対応マルチサーバです。石に MIPSを載せていて、この上で Linux(RedHat)が動きます。ハードディスクとメモリ、NICはついてますが、ビデオカードや CD-ROMドライブ、FDドライブはありません。設定はネットワーク経由で他の端末から行います(Webベースで行うみたい)。完全なサーバ仕様です。

"Qube"(Cube)の名が示す通り、筐体は四角く、色はコバルトブルーをしています。そして、驚くのがその大きさです。



最初、これを写真(白黒)で見たとき、正直、「なんじゃコリャ?」と思いました。"Cube"と言って真っ先に思い起こすのは...、そう、絶対にアレしかない。Jobsが Appleを追い出され、NeXTとして蘇った時に最初に発表した、かの伝説のマシーン、"NeXTcube"。このチタンボディーの黒の立方体の前では、他のマシンは − デザイン的に優れていた macですら− ゴミと化す。そんな凄まじいカリスマを持ったマシーンは、後にも先にもこれだけです。Coolという意味では iMacも足下にも及ばない。マシンのスペック(68k)はすでに過去の物にも関わらず、未だに高値で取引されているマシーン、それが NeXTcubeです(商業的には思いっきり失敗したけど)。


ECIP Photographics -- NeXT cube --
http://www.rd.ecip.osaka-u.ac.jp/ cmm/ furukawa/ ecip/ machine/ cube.html
ホントは有名な「得意面した Jobsと並んだ NeXTcubeの写真」を見せたかったのだが、どうしても見つからなかった...(T_T) この写真は NeXTcubeの良さを 100分の1も示せていません。実に勿体ない。

余談だけど、NeXTって一番最初のログオンで、Jobsからメールが届くんだよね。どんな内容なんだか見てみたいね。



だから、"Cube"の名を冠したマシーンを作るのは、非常に勇気のいる行為なんです。だって、「あの」"Cube"を越えなければ、"Cube"というマシンを作る意味なんて全然ない。だから、最初に写真で CobaltQubeを見たときに「なんじゃコリャ?」となるわけです。


ところが実物はさにあらず。



これがまたエラく小さい。なんと一辺が 20cm弱しかないのです。しかも、そのボディーカラーのコバルトブルー(最近の潮流かスケルトン仕様)にパワーランプの鮮やかなライトグリーンが最高にカッコ良く、卓上にちょこんと置いておきたくなる愛くるしさ(^_^;下の写真をご覧あれ。... そう、NeXTcubeの Coolに対し、この CobaltQubeは Cuteなんです(だから "Q"?)。

ほっしぃぃ〜〜!...と思うも、20万するんですよ、これが(-_-;。遊びで買うにはちと高いですな(でも、あっちだとQube2が出ていて、初代は $1,249なんだよね、悩むね)。でも、一度はその目で見てもらいたいですね、NeXTcubeとは違うカッコ良さを持ったマシーンでした。


CobaltQube 2700WG
http://www.cobaltnet.com/ gifs/ prod_qube.jpg
CobaltQube 2700WG



[関連リンク]

Cobalt 写真館
http://cobaltqube.org/ photos/ index-j.html
烏龍茶との比較は最高!

Cobalt Networks, Inc.
http://www.cobaltnet.com/
ぷらっとホーム
http://www.plathome.co.jp/
 
 
 Microsoft? ..uum... sorry, i don't know ↑
January 27th ,1999 - 9:12 ↓


13日のアーティクルで、M$製品は値段が高い方が良い、品質が悪い方が良いと書いた(まさか、あれを文面通り読みとったヤツはいないとは思うが)。実際、M$製品が企業コストを圧迫するようになれば、技術音痴なマヌケな管理者もちっとは考えるようになるだろう − つまり、M$製品を使わないという方向に。


Microsoft Windows NT Server 4.0 と UNIX との比較 / John Kirch著 / 小林修訳
http://www.ne.jp/ asahi/ personal/ kobayashi-osamu/ Translation/ kirch.net/ unix-nt.j.html
サーバーオペレーティングシステム評価ガイド / Microsoft
http://www.microsoft.com/ japan/ education/ techinfo/ application/ comparison/ unix_int.htm
「UNIXとMicrosoft Windows NT Server 4.0の比較文書」修正版 / 疋田 道郎
http://www.pp.iij4u.or.jp/ ~michiro/ unix_int_fix.shtml
上記 Microsoftの評価ガイドの誤りを訂正したもの


企業がM$製品を選択する理由なんてタカが知れている。いくらダメなモノでも、使っている人間が多ければ、ダメな部分は全て相殺される。客から来る書類が Wordファイルだったら、こっちはイヤでも Wordを導入せざるを得ない。社内が Wordで統一されていたら、たとえ数時間を掛けて書いていた文章が − OSやオフィススイーツの不具合により − 目の前できれいさっぱり消えて無くなろうが、そんなものは全然関係ない。客が「M$製品でシステムを構築しろ」と言えば、それがブルースクリーンを吐き出してお亡くなりになってしまうような代物でも、絶対にそうするしかない。実に都合良く、世界はM$の流れに乗っ掛ってきてしまった。

そういった「必要悪」的な状況が、徐々に変わりつつある。あるオーストラリア人がとった一つの行動が、今、マスコミを賑わしている。


非使用Windowsの返金を要求 / CNET Briefs Tech News
http://cnet.sphere.ne.jp/ News/ 1999/ Item/ 990122-1.html
Windowsの返金請求ができるライセンス契約の抜け道? / ZDNN
http://www.zdnet.co.jp/ news/ 9901/ 21/ refund.html
続報:Windows返金請求運動の波紋 / ZDNN
http://www.zdnet.co.jp/ news/ 9901/ 22/ refund.html


M$の製品群には、何らかの形で必ず EULA(End User License Agreement for Microsoft Software)が付属する。これはいわばM$製品を使う上での契約書だ。M$製品をインストールするたびに画面に「同意する」「同意しない」と表示される、例のムカつくアレだ。しかし、このオーストラリア人のこの男性は、この EULAを逆手にとって、バンドルされてきたM$製品に対し「M$の製品なんかいらん。同意しないからカネを返せ」とメーカーに焚き付けたのだ。


Toshiba/Microsoft Saga / Geoffrey D. Bennett
http://www.netcraft.com.au/ geoffrey/ toshiba.html
へんぴんういんどぅず / はやしたかし
http://linuxmafia.com/ refund/ japan/
上記 Toshiba/Microsoft Sagaの日本語訳あり
Windows Refund Center
http://www.linuxmall.com /refund/


彼は Red Hat Linuxを入れるためにノートPCを買ってきたが、と同時に勝手にM$の製品がくっついてきた。彼にとっては、そんなモノは一切不必要だった。そこで、ノートPCのメーカーである現地の東芝と掛け合い、見事、110オーストラリアドルを「取り戻した」のだ。


この話にはいくつかの教訓がある。

(1) やるならとっとと
M$は間違いなく、この EULAを早々に書き直してくるだろう。また、M$製品をバンドルするメーカーも対抗策を講じてくるはずだ。だから、こういう行動(挑戦)をするなら早めにやるべきだ(オレもやってみたかった...)。

(2) メーカーを選べ
最近、大青の PCをセットアップする機会に恵まれたのだが、流石にこのメーカーの PCはこういった「攻撃」から身を守るセンスには卓越していた。電源口に張られていたシールには、こう記されていた。「これを剥がしたら、マニュアルやその他に書かれている全ての条項に同意したものと見なす」。うーむ、素晴らしい。こういうメーカーのPCは買ってはならない。

(3) 主張せよ
いらないモノを「いらない」ということで、メーカーや取引先に考え直すきっかけを与えよ。東芝は数回の協議に渡り、オーストラリア人の主張を受け入れた。今、多くのメーカーが徐々にではあるが、M$ではないものをバンドルし始めている。コンパックの Linux、日立の Beなどはその典型だ。



...と、ここまで書いてきていうのも何だが、実は最近、オレはM$の悪口をこうして書くことに、多少の疲れを感じている。というか、どんどんと「M$なんてどうでもいい」と思ってきているという方が正しいのかも。M$は放って置いても裁判で負けそうだし、ユーザがわめいても品質は一向に良くならない。騒ぐだけ無駄なのかな、と。

ま、それもあるのだが、ホントのところは去年の暮れからちょっとずつ始めた Linuxが面白くなってきているのだ(^_^;。最初は確かに不純な動機が入り交じっていたが、今はこの環境と戯れているだけで、純粋に楽しい。これまでムダにしてきた時間を取り戻すかのごとく、今は暇を見つけては中身をいじくり、触れないときは書籍をあさりまくっている。だから、実はこうしてM$のグチをぶちまけている時間が非常にもったいない、というのがホンネなのだ(^_^;。

今までは、どちらかというと「アンチM$」の立場で Linuxの話を出すことが多かったが、これからはちょっと別の切り口で、この面白いOSについて書いてみたいと思う。
 
 
info sorry, i'm bz ↑
January 27th ,1999 - 9:12 ↓


ご無沙汰です、実に 10日ぶりの更新でした。遊びに来てくださった方々、ゴメンナサイでした。現在、精神的に病んでいるので(-_-;、完動するまで今しばらく掛かるかも知れません。仕事の関係で1月の更新はこれが最後です、たぶん。

でもさ、ネットにこうやってモノを書いている人間のページが、ある日から突如として更新が止まったら、やっぱり「死んだのか?」とか思うよね(^_^;おもわねーよ
 
 
 bondi-blue, the colour of sorrowful deep-blue... ↑
January 17th ,1999 - 20:49 ↓


オレは去年の8月、features #1にて「Appleはかなりヤバイ」と分析し、その理由の一つに次の項目を挙げた。


「iMacは −これまでの Appleの新製品と同様に− 予約は順調だが、結局は生産が間に合わず、−これまでの Appleと同様に−顧客の信用を潰すだろう。」


が、最近になって状況は全く逆の方向に進みつつあることが表面化してきた。iMacは供給過多だというのだ。


iMac流通在庫は10万台以上? / CNET Briefs Tech News
http://cnet.sphere.ne.jp/ News/ 1999/ Item/ 990116-2.html ?mn


確かに一時期、iMacは供給が少なく、在庫がなく買えないという状況があるにはあった。しかし、Appleの iMacに賭ける意気込みは凄まじく、他の生産ラインを潰してでも、とにかくひたすら iMacを生産した。結果、ここ日本でも iMac発売後、程なくして「即日お持ち帰り可」という販売店がそこかしこに出現した。(在庫の関係からか)「T-ZONEと島村楽器にしか売らせない」という当初のアップル・ジャパンの決定()は、しばらくして有名無実化した。現在では、今ままで macを取り扱っていなかったショップでも iMacを見ることができる。

iMacは、その見かけからして非常に魅力的なマシンだ。コンピュータのことが分からないド素人でも、とりあえず部屋に置いておきたくなるそのデザインは、昔の macが持っていた「ステータス・シンボル」という macしか持ち得ない強力なブランド力を再び取り戻した。PowerMacユーザですら、サブ・マシンとして iMacを購入する(ファースト・ユーザより、そういうユーザの方が多いという声もある)。Apple信望者はこぞって iMacははやし立て、専門の書籍も登場している。エラい復調ぶりである。

ところがここに来て − というかここに来たからなのか − iMacは供給がだぶつき、ディーラーは在庫管理に四苦八苦しているらしい。Appleは伝統的に生産管理が下手だ。「顧客が欲している時に少なく、満たされている時に多い」。いつもこれで機会損失の率を最大化してきた。きちんとマーケットを把握している人間が、社内にいないのだ。「たまごっち」末期にバンダイが増産するために海外に工場を建設中という、素人目から見てもムチャな生産管理体制を披露した時と同じだ。舞い上がっている中の人間には、外の人間の冷え時が見えないのだ。しかも、Appleは今度は5色の iMacを発売するという(当面、ディーラーには5色1パックとして卸すらしい;こういう商法は以前どこかで見たことがないか?)。

基本的に iMacは、もはやそれを欲している人間の手には浸透している。win95のバカ騒ぎに騙された素人は、今更コンピュータなんぞに見向きもしない。たとえ、思わず欲しくなってしまうようなカッコいいデザインでも、テレビみたいな格好をしたよく分からない機械が 10万以上もすると知ったら、一瞬でも緩んだ財布の紐は、再びきっちりと締め付けられるに違いない。

初代 iMacを彩る鮮やかなボンダイ・ブルーが、Appleの最後を彩る悲しみのディープ・ブルーに変わるのは、思ったより早いのかも知れない...。





 この時のアップル・ジャパンの決定は、これまで MacMastersという日陰者として Appleに散々協力してきたディーラーを激怒させた。「さぁ、これでやっと macの良さを世間に知らしめることが出来るぞ!」と思っていた良心的な macを愛するディーラーは、macを単なる「商品」としてしか見ない T-ZONEと、macどころかコンピュータもろくすっぽ扱えない島村楽器に、その最初の美味しいところを持って行かれたわけだ。


日本でのiMac戦略を聞く / ホット・ニュース / 日経MAC
http://www.nikkeimac.com/ hotnews/ 9808/ fukuda.hts
拝啓 アップルジャパン様 / tktr / Mac Beginner's Diary
http://www.page.sannet.ne.jp/ tktr/ diary2/ toapplej.html


アップル・ジャパンは、ディーラーと mac専門誌を発行する出版関係にはすこぶる評判が悪い。mac専門誌に書かれる mac製品提灯記事は、そのサンプル(!)がアップルの広報から届けられるという。批判的な記事を書こうモノなら、次回から雑誌を構成するための生命線とも言える最新の製品評価版が回ってこなくなる。mac専門誌が macを褒め称えている裏には、こういう暗黒面が潜んでいることを忘れてはならない。


アップルジャパンの落日 / 外崎則夫 / がんばれ!!ゲイツ君
http://www.asahi-net.or.jp/ ~FV6N-TNSK/ gates/ apple.html
続・アップルジャパンの落日 / 外崎則夫 / がんばれ!!ゲイツ君
http://www.asahi-net.or.jp/ ~FV6N-TNSK/ gates/ apple2.html


昔、オレは熱狂的な mac信者だった。Jobsが Appleに帰ってきたときは、不安ながらも内心はウレしかった。しかし、オレのこの不安は的中した。Jobsはセールストークの上手なビジネスマンに成り下がっていて、M$と同じく、Appleも技術や先進性はそっちのけで、カネにだけはうるさい、唾棄すべきメーカーへと堕落した。下の CNETの記事にあるような、最近の Appleのこういった話を聞く度にヘドが出そうになる。

オレはもう、macユーザではあれど、mac信者でも何でもない。革新的なモノを生み出さなくなった「魔術師」達に、一体、どんな「手品」を期待しろというのだ?


アップル、FireWireを課金ライセンス制に / CNET Briefs Tech News
http://cnet.sphere.ne.jp/ News/ 1999/ Item/ 990116-1.html ?mn
 
 
 who is the fearful king? ↑
January 17th ,1999 - 1:06 ↓


「1999年、7の月に恐怖の大王が訪れ地球は滅びる」で有名なノストラダムスの大予言を世間に広めまくった物書き、五島勉は、読売新聞のインタビューで「地球は滅びない」という無責任な発言をして物議を醸しだしている。何でも、「(私が)散々警告を発したので、世界各国で対策が施されたから、もう安心」だと言う。


フザけたコトをホザクにも
程がある。


今まで、彼の言葉を信じ、この年に地球が滅びることを期待してきた方々に、彼はどのような謝罪をするのか、ここで正式にお伺いしたい。貯金もせず、仕事も適当、人間関係も退廃的、当然年金も払わない。そんなフザけた若者どもを多数排出してきた責任をどう取ってくれるのか、ここで正式にお伺いしたい。彼らの生活信条は、全て、この年に地球が滅びることが、その基盤となっている。地球が滅びれば、先のことなんか関係ない。そのように信じる若者が増えたからこそ、この世の中はオカシクなってきたのだ。

そういう連中を自らの手で生み出しておきながら、今更「何にも起きませんから安心してネ」などと、後始末もせずに責任を放棄するなど以ての外である。

五島勉は、1999年の7の月になったら、自らが恐怖の大王となり、1999年に地球が滅びることを信じてフヌけになり下がった若者どもを、一人残らず抹殺することを、ここに強く要求する。
 
 
 i don't care ↑
January 13rd ,1999 - 2:09 ↓


我らがM$が、また(?)っつーかなんつーか、消費者団体からあらぬブーイングをカマされている。なんでもコイツらにとって、Windowsは高すぎるということらしい。以前、消費者団体運動の有名人のラルフ・ネイダーとかいう無謀なバカオヤジが先鋒に立ってM$タタキを行ったが、結局失敗に終わったというのに、全く持ってアホな連中だ。彼らは全然懲りていないのだ。学習能力が欠如している。こーゆーのは貧乏人のひがみに過ぎない。Windowsは貧乏人は使ってはいけないOSなのだ。


複数の消費者団体による「Windowsは高すぎる」との調査報告 / ZDNN
http://www.zdnet.co.jp/ news/ 9901/ 11/ cfa.html
「マイクロソフトが100億ドルを過剰請求」と告発する報告書 / CNET Briefs Tech News
http://cnet.sphere.ne.jp/ News/ 1999/ Item/ 990109-3.html


Windowsが高いだって? コイツらは何をホザいているんだ? Windowsは高くて当然だ。M$は正当な報酬を受け取る権利がある。コイツらは何にも分かっていないのだ。Windowsは、誠にもって素晴らしい。人類は未だかつて、こんなにも素晴らしい製品を見たことがあるだろうか?(いや、ナイ!) 技術力がケタ外れな開発者によって開発された、16bitと32bitが混在するエレガントな設計による、バグや「不正な処理」とは完全に無縁な、使っているダレもがシヤワセになれる、ダレもが絶賛する最高のOSなんだ。こんな、素晴らしいOSが高過ぎるとケチをつけるなんて、コイツらは資本主義を理解しているのだろうか? 大金持ちが億万長者になるというアメリカン・ドリームを信じていないのだろうか? コイツらの脳味噌は膿んでいる。いや、バグだ。脳髄にバグが発生しているに違いない。コイツらは今すぐ、我らが前知前能の紙、ヒル様にデバッグして頂く必要がある。

Windowsは今でも安い位だ。もうすぐで、間違いなく約束通り、Windows2000が登場する。絶対に登場する − 我らがヒル様が、未だかつて一度たりとも約束を破ったことがあるだろうか?(いや、ナイ!) いっそのこと、Windows2000は、$100なんてケチクサイことを言わずに、その名前にあやかって $2,000にすべきだ。そうすれば、貧乏人には見向きもされないから、コイツらみたいにケチくさい連中のひがみに付き合わされることもなくなるだろう。それにコスト意識の高い企業は、Windowsが壊れないように大事に扱うだろうから(例えば、M$が認めないデベロッパーの製品や、信頼の置けない他社製品をインストールしないとか)、無用となった 90日間無償サポートの期間を更に短くすることも可能だ(無償サポートを無くすことも夢ではナイかも?!)。

いっそのこと、Windowsを使うにはM$の免許が必要っていうアイデアはどうだろう? 免許の更新期間が短ければ、M$は財政に困ることもない。お金があれば、(これ異常の安定性が必要かどうかは甚だ疑問だが)さらに安定性を高めるために時間を掛けることが出来る。過去の仕様を一変する全く新しい機能を追加するため、じっくりとバージョンアップに取り組むことも可能だ。そうすれば、今世紀最後にして最高傑作である Word97のようなグレイトな名作がボンボン登場するだろう。Word97が搭載している、ユーザーの無意識に感応して書きたくない文章を自動的に消去してくれる機能は、はっきり言ってノーベル賞受賞に値する。これにより、無用なビジネスレターや報告書の作成といった作業が軽減されるのだ(書いた文章が Word97によって却下されたと言えば、上司も納得だ)。

Windowsがバージョンアップすれば、他のデベロッパーどもも喜ぶ。昔のプログラムなんて、どーせ新しい Windowsでは動かない(これは仕様だ)。新しい Windowsで動かすという名目で、彼らはユーザーからバージョンアップフィーをせしめることが出来る。これも全て、昔のしがらみをちょっとずつデベロッパーにナイショで無くしてきた Windowsのおかげだ。Netscapeが大変そうだったので、代わりに IEを作ってやって、無料で大量にバラまいたのも、彼らの流通への苦労を思えばこそだ。Javaにしたって、Windows専用になれば、もっと高速に、もっとM$に密着した体制を築けると思ったからだ。全く持って理にかなっている。それを法廷で裁くなんて、政府の陰謀だ。Xファイルだ。モルダーとスカリーは何をしている? 仕事してるのか? 365日、仕事しないヤツはヒル様の敵だ!
 
 
 japanese poor gamers ↑
January 13rd ,1999 - 0:29 ↓


久しぶりの更新、チェック入れていた方々にはゴメンナサイm(..)m。 悪いのはみんな HALF-LIFEのせいだ。今まで更新出来なかったのは、どいつもこいつも、コイツが悪いのだ。でも、安心してくれ。やっとコイツから解放された。昨日、や〜っとを解き終えたのだ(^_^;。昨年の終わり位からコツコツとプレーしていたから、いやはや、なんとも長い道のりだった。

HALF-LIFEは 98年末に発売されながらも、98年度の最高傑作と称される 3Dシューティング(いわゆる DOOM系、Quake系、一人称視点)ゲームだ。3Dシューティングは高速レンダリング、派手な画面エフェクト、そして本質的に抱える残虐性により、常にコアなゲーマーに注目されている。発表される本数も割と多いが、シングルでプレーする場合、どちらかというと単調な展開になりがちだ。3Dシューティングは、どちらかというとネットワークゲームとして愛好するゲーマーが多く、シングルでプレーするゲーマーは割と少ないように思われる。ネットゲームはその他のゲームと違い、ヒットすると割と息が長いのが特徴で、97年の10月頃に発売された 3Dシューティングの QuakeIIやネットワーク RPGとして名高い Diablo、Ultima Onlineは、今でも定番中の定番ゲームだ。メーカーもこれを知っているから、最近のゲームは大部分がネット対応またはネット前提だ。

その前に、ここで言っているゲームってのは、殆どアメリカまたはヨーロッパ勢のゲームを指す。日本のネットゲームの惨状は、質・量ともに、惨憺たる状況を呈している − 徐々に変わりつつあるようではあるが。

で、この HALF-LIFEってのは、その(今までないがしろにされがちだった)シングルがメインの、ストーリーやゲーム展開が非常に重視された 3Dシューティングだ。とにかくちょっとでも始めたら終わる機会を見つけるのが難しい、とにかく先を見たくて見たくてたまらない、とにかく前へ前へと進みたくなる、ともかくとにもかくにも麻薬的なゲームなのだ。

日本のPSやらSS、DCといったコンシューマ・マシンは、比較的プレーするゲーマーの年齢層は高めだ。その割に、登場するゲームは比較的年齢層が低めに設定されているような気がする(つーよりも、エッチな意味ではないオトナのゲームってのが少ないような気がする)。両方のゲームを模様眺めするオレから言わせると、日本のゲーマーってのは、つくづく気の毒だと思う。マーケティングに踊らされちゃう国民性故に、スクエアみたいな表層だけがカラ滑りしていて中身がスカスカなゲームしか作れないようなデベロッパーがのさばるというのは、何とも危惧すべき状況である。

つーことで、日本のゲーマーの一人でも多くに、コイ〜内容のゲームをプレーしてもらいたいもんである。


[HALF-LIFE reviews]
Kazpyon Room PC Game Review
http://www.asahi-net.or.jp/ ~ak2k-wd/ halflife.html
いくぽんHP
http://members.tripod.com/ ~pc_play_site/ pc205j-t.htm
 
 
 humanity ↑
January 5th ,1999 - 9:39 ↓


下のアーティクルで間違いがありました。

誤:貨幣が出回るのは 2001年から
正:貨幣が出回るのは 2002年1月から

web上の情報を鵜呑みにしてはならないという事実を証明してみました(--;。


とりあえず、早速取引されたユーロは、1ユーロ=133円/1.18ドル前後でウロチョロしてるみたいですね。ま、年明けということもあってトレーダーの気も緩んでるのか(^^; 予想よりも堅調だとのこと。 EMU(経済通貨同盟)参加の際に課された各国の経済条件のすり合わせとか、1999年目前の土壇場で EMUで強力な影響力を発していたドイツのコールが選挙で負けてシュレイダーに取って代わられちゃったりしてゴタゴタしてたけど、まぁ、これで彼らの苦労も報われるでしょう。バブリーなメリケンも徐々にヤバ目というのがバレてきてるので、ちょっとずつだけど市場はユーロの方に目を捕らわれてくでしょう。しばらく様子見を決め込むのもいいけど、買うなら今でっせ、ダンナ、メリケンで株買ってる連中は、そろそろバカを見るから、出し抜くなら早いモン勝ち(^^;。

でも何かで見て、そういやそうだなと思ったけど、今年ってコンピュータ的には年頭の大規模なユーロ変換と、年末の 2000年問題で忙しいちゅうか、結構、デンジャラスな年なんだよね。東証の立会場もオンライン化で取引量が減少してるから今年で廃止。取引がドンドン電子化されてってるから、ちょっとでも機械的に何かがあると、秒速で発生する利ざやで莫大な利益を上げる連中にとっては死活問題(それはつまりは瞬間的な判断ミスで膨大な損失を出すということでもあるワケだ)。ちょっと前にもドイツだか、フランスだかでコンピュータでトラブっちゃって問題になってりもしてたでしょ? そういうバカバカしいトラブルで、先行き不透明な経済の足を引っ張るのって、このご時世ではシャレにならんからね。そこらヘンの仕事してる連中の気苦労って、想像も出来ないよね。


そいえば、オランダのザルム蔵相とかいう人がユーロ取引のお祝い会見の席上で、ちょっと前のM$のヒル・ゲイツみたいにパイを投げつけられて顔面クリームまみれになるという事件というか珍騒動があったとか。何でも、ユーロで儲かるのは企業だけで、一般人には回ってこないというのが、犯行の動機なんだと。

「オレにも寄こせ」的なそーゆー行動は、世の中はますます物欲的・即物的になっていってるんだ、そう、我々は動物ではない人間なんだ、という一面を我々に再認識させてくれました。見ていて実に清々しい。いや皮肉ですけどね、モチロン。



発足前の参考レートは1ユーロ=132.80円/1.16675ドル
ちなみに、その前は1エキュー=1.20ドルくらい
エキューはユーロの前身で、1エキュー=1ユーロ
 
 
 wall around the world ↑
January 1st ,1999 - 4:16 ↓


今年はヨーロッパから目が離せない。

遂に今年からユーロ(エキュー)が欧州の銀行間決済の基本通貨となり、「ヨーロッパ」が「ユーロランド」としての統合に向けて本格的に始動する年となった(貨幣が出回るのは 2001年から)。現在のところ、まだ肝心のイギリスなんかが通貨統合には含まれていないが、まぁ、単なる様子伺いでこれも時間の問題であろう。

結局のところ、ユーロランドってのはブロック化経済の形成みたいなもんだから、小さな貨幣としての「ポンド」とか「フラン」とかがフラフラするよりは、大きな貨幣としての「ユーロ」がガッチリする方が欧州各国の経済は安定する。ユーロ内では貿易という概念もなくなるわけだから、外での貨幣の評価がフラフラしても、内でやっている分には関係ない。ま、中は中で賃金格差による労働問題とか、ガタガタしてる福祉問題とかで凄くなっちゃうのは目に見えているのだが、経済としては長い目で見れば絶対的にこっちの方が有利だ。

考えてみると、ある程度の競争と犠牲がないと決して経済は良くはならないが、かと言って、それをワールドワイドでやるには問題が多すぎるのだ。経済的に似たり寄ったりの国が競争しないと、賃金が死ぬほど安い第三国か、技術力がメチャ強い先進国−アメリカに全部持って行かれてしまう。そんなワケで、ユーロランドってのは、非常に都合の良い大きさ、都合の良い文化圏、都合の良い経済圏の寄り合い所帯なのだ。

アメリカは NAFTAでメキシコとガッチリだし、アジアも早いところナントカしないとダメになる...というのは以前から言われ続けているのだが、血縁関係にうるさく、顔が似ている割には文化としては似ていない、しかも国としての我が強く、理性というよりは感性で動いてしまうのがアジアの気質。北朝鮮−韓国、韓国−日本、日本−中国、中国−台湾など、しこりが残っている面も多く、まずこっちを解決するのに一体何百年かかることやら。

対ドルとして存在していた「強い円」は「新貨幣ユーロ」にその場所を明け渡し、世界経済の構図は「ドル」対「ユーロ」に一直線。ユーロの登場で外貨準備はドル建て、ユーロ建ての二本立てとして分散されるが、より複雑な為替相場でのリスク管理が求められ、アジアの小国はますます苦しい経済環境に放り出されることになるだろう。


逃げ出すなら、今かもしんない(^^;。
 
 
 they say happy new year... really? ↑
 do you think so, too? January 1st ,1999 - 1:52 ↓


あけましておめでとうございます、

といって何がおめでたいのか、大学生を過ぎた頃から考えるようになって、いったい何年が経過したのだろうか? 基本的にオレはヒネくれているので、年中行事というのがキライだ。決まった時期に決まったことを強制させられるのはひどく苦痛だ。今年は幸か不幸か一人身なので、そういったものに煩わされずに済むのが救いである(とはいえ、時計を気にしてしまうところに、俗世を捨て切れていない自分を実感する)。
長生きする気もないので、ソバも食べずにひたすら不健康にPSで「かまいたち」をプレーしながら知らぬ間に年を越す。
昨年、前半は上り詰めていたオレの運気は、己の過ちにより後半からずっと地べたをはいずり回ることになったので、是非とも今年はノストラダムスの大予言が的中して地球が滅亡して欲しいものである。願掛けに8月以降のカレンダーを切り剥がし押入にしまっておくことにした。多少は効果があるかも知れない。


改めて、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたしますm(..)m。
 
 
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